初めてのダイビングで不安や緊張があっても大丈夫!

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体験ダイビングにチャレンジする人のほとんどは、その日人生で初めてのダイビングを経験することになるでしょう。参加者の中には当然、不安だったり緊張している人もいると思います。

しかし、「始めは緊張したけど楽しかった!」という感想がとても多いのも事実。ここで解説するのは、不安感や緊張感があっても気持ち次第でダイビングは楽しめますよ、というお話です。

ヤエヤマヒルギ(マングローブ)

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メンタルと呼吸

ダイビングにはメンタルスポーツの側面があります。これは、ダイビングにおいて全ての下地になる「呼吸」がメンタルによって大きな影響を受けるからです。

緊張したり不安になると呼吸が速くなりますよね。これは肺の中の換気効率が下がるということ。一度の呼吸で肺に入る空気の量が減ることで、苦しさを覚えるでしょう。そしてその苦しさが一定のレベルを超えると、潜っているのが辛くなってしまいます。

つまりメンタル面が呼吸の状態を左右し、快適にダイビングが出来なくなる場合があるという事ですね。

しかしその一方で、メンタルをコントロールする力があるのも「呼吸」なのです。これは医学的にも充分証明されています。

私も専門家ではありませんので簡単な説明になりますが、ゆっくりと息を吐くことで、自律神経系のうち副交感神経が優位になり、体をリラックスさせます。反対に呼吸が浅い状態では、交感神経系が優位になって緊張感を高めていくのです。

呼吸とメンタルの関係

深くゆっくりとした呼吸:副交感神経優位⇒リラックス

浅く速い呼吸:交感神経優位⇒緊張感

つまり、ダイビング中に不安や緊張が大きくなってきたら、意識的に息を大きくゆっくり吐くようにすると、気持ちが落ち着くということです。。

もちろん、それだけでは単純に解決しないケースもありますので、インストラクターがもう一度呼吸の練習や水慣れのための時間を作るなど対応をし、ゲストの根本的な不安を取り除いていくわけですね。

それについても、ゲストのメンタルをコントロールするための行動であることには変わりありません。

大事なのは前向きな姿勢

ここまでで言いたいのは、ダイビングの不安感や緊張感はコントロールが可能で、解消も出来るということです。そのためにはインストラクターの手腕も問われるところですが、ゲスト側の意識もとても重要になります。

「自分にはダイビングなんて無理」だとか「顔を付けるのもイヤ」という感じでは、インストラクターがいくら努力したところで結果が出ない事も多いです。

逆にゲストに「ちょっとの努力とちょっとの勇気」があるだけで、ダイビングの成功率はぐっと上がります。

既に講習を修了したダイバーでさえ、言いえぬ不安に襲われることがあるくらいですので、初めてのダイビングで緊張や不安があるのは、ある意味当然のことです。

私の経験では、体験ダイビングのゲストの半数以上は多かれ少なかれ、何かしらの不安を感じています。

大切なのは、前向きな姿勢。ダイビングが予想以上に怖かったり、ちょっとしたトラブルがあっても、ギリギリのところで心折れずに踏ん張れる前向きさが、ダイビングを成功に導きます。

不安があっても大丈夫

結局のところ、インストラクターはゲストの不安感に対して代わってあげることは出来ず、それを克服するお手伝いしか出来ないのです。

最終的にはゲストの前向きさや心の持ちようが決め手になるわけで、インストラクターの上手さとはゲストを乗せる上手さだったり、語彙の豊富さ、不安に付き合う優しさだったりするんですね。

まあ結論としては、初めてのダイビングをする時に不安や緊張を感じていても大丈夫ということです。

怖いけど頑張って海の中を見てみたいという、ちょっとでいいので前向きな姿勢があれば、インストラクターがあの手この手でお手伝いをしているうちに、呼吸が落ち着き不安も解消され、何とかダイビングは出来るはずです。

体験ダイビングは泳力よりメンタル

ここまで何度も言っていますが、人生で初めてのダイビングを成功させるためにはメンタルが何よりも大切です。

正直なところ、泳げる泳げないというのは、そこまで重要ではありません。もっとも、これから本格的にダイビングを始めたいというのであれば人並みには泳げた方がいいですが、Cカード(ライセンス)不要の体験ダイビングならば、泳力よりもまずメンタルです。

泳げる人であっても、初めての水中でのバランスの悪さや、口呼吸、耳抜きなどに戸惑うことは多く、泳力によるアドバンテージはそれほどありません。

つまり、水面を泳ぐことと水中に潜ることでは、技術的に重なる部分よりも重ならない部分の方が大きく、元々泳げる人と泳げない人の間に存在していた差は、初めてのダイビングではむしろ縮まることも多いです。

少々泳ぎが苦手でも、あまり難しいことを考えずリラックスできるタイプの人や、怖いと感じながらも頑張れる人なら、最終的には普通に潜れてしまうこともよくあります。

ダイビングは水泳とは違うスポーツですので、(泳げるに越したことはありませんが)泳げないというだけで必要以上に心配することはありません。

ただし先程も述べているように、Cカード講習の受講を考えている場合は、万が一の場合や今後のダイビングライフのことを想定して、泳げるようになる努力をするべきです。

それでも不安を感じるという人は

ここまで読み進めていただいても、「なかなかストレスや不安がぬぐえない」という方もいらっしゃるかもしれません。「まず潜ってみて!やってみたら意外と出来るから!」と言いたいところですが(笑)、そう簡単にはいかないですよね。

そういった方は、いったんダイビングから頭を切り替えていただいて、ご自身の生活習慣や環境について振り返ってみて下さい。

あなたは普段から睡眠をしっかり取っていますか?最近日光を浴びて運動したことがありましたか?生活の乱れは、ストレスを抱えやすくなる要因の一つです。

セロトニンという脳の神経伝達物質の名前をご存知でしょうか?このセロトニンは、脳細胞に「気持ちをリラックスさせる」ように働くことがよく知られています。

セロトニンは睡眠や日光浴、栄養摂取(特にタンパク質)によって作られるため、これらをおろそかにしていると、どうしてもストレスや不安を感じやすい体と頭が出来上がってしまうわけですね。

一方、これらの根本的な生活要因を見直すことで、ダイビングでも少々のことでは不安を感じなくなると考えられます。

最近ではセロトニン対策のためのサプリメントなども効果があると言われていますので、生活を改善するのと合わせて、使用してみても良いでしょう。

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