気になるダイビングの客層-年齢や性別はどんな感じ?

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ダイビングはマリンスポーツの中でも敷居が低く、どんな人でも楽しむことが出来るレジャーです。そのため、参加者の性別はもちろん、年齢や職業、社会的地位などは様々。

私自身、正確な統計を取っているわけではありませんが、ダイビングのゲストには本当にいろいろなキャラクターの人たちがいるなぁと感じています。

これからダイビングを始める人、それから現在バリバリ潜っている人も、ダイビングの客層がどんなものなのか、興味があると思います。ここではダイビングの客層についてお話ししましょう。

砂地の沈船

砂地の沈船

男女比は半々。富裕層が業界を支える

PADI等の指導団体をはじめとする機関が、ダイビングに関する統計を出しているのですが、データと現実は必ずしも一致しません。例えば、単純なダイバー人口にしても、Cカード所持者の中にはアクティブにダイビングをしている人もいれば、講習以来全く潜っていない人もいますからね。

データはデータとして役に立つのですが、ここではあまり数字にこだわらず、いい意味でアバウトと言うか、私のダイビングインストラクターとしての現場経験をもとにした、あくまで印象の範囲でお話していきます。(信憑性のあるデータを探し出すのが大変だというのもありますが…。)

まず、性別ですがこれは男女ほぼ半々です。女性の方が若干アクティブな印象もありますが、いろんなショップの実際の来客数を見ると男女比はほぼ1:1なので、これは他のスポーツと比べて女性が多いためのイメージだと思います。

年齢に関しては、20代~50代が多く、特にアクティブなのは30代と40代です。10代は金銭的な意味合いや自由な時間が少ないこと、60代以上は体力健康面の理由で参加者はやや少なくなります。お金、時間、体力が充実している年代が、やはり客層の中心になりますね。

その他のキャラクターを見てみると、ダイバーには全体的に収入面で恵まれている人が多い印象を受けます。もしくはお金が比較的貯まりやすい独身者でしょうか。やはり、ダイビングは器材費や旅費など、お金がかかる趣味という事なのかもしれません

また、上述したような傾向をベースとして、開催コースや潜るエリア、ショップのカラーなども客層に影響してきます。

コースによって違う客層

ダイビングショップが常設している主なコースは、体験ダイビング、講習、ファンダイビングの3つです。このコースによっても客層はかなり変わってきます。

一番ライトな層が集まるのが体験ダイビングで、気軽&リーズナブルに参加できるため、若い人たちがメインのゲストになります。年齢で言うと、10代後半から30代前半までが全体の70~80%くらいを占めるのではないでしょうか。

講習になると、若干年齢層は上がり、40代から60代の人も増えてきます。講習費用の他、機材の購入費用を伴うケースもあるため、若年層にはハードルがやや高くなってしまうのかもしれませんね。

ファンダイビングの場合、さらに年齢は分散します。特別若い人が多いということは無く、むしろ40代前後の人がメインの客層というケースもあります。ダイビングショップで出会うダイバーの多くは、既にCカードを取得しているファンダイバーだと思いますが、実際に顔ぶれをみると年齢層が広いと感じるでしょう。

このことから分かるのは、継続的にお金が発生するスタイルになればなるほど、参加者の高齢化が進むということです。1回きりの体験ダイビングならばお手軽に参加できますが、そこからCカード講習を受け、さらにコンスタントにファンダイビングを続けるとなると、ある程度の出費を覚悟しなくてはなりませんからね。

なお、性別に関してはコースに関係なく、ほぼ1:1です。こちらは、どちらかと言うとダイビングエリアやショップによる部分が大きいかもしれません。

エリアによって違う客層

ダイビングは国内から海外まで、様々なエリアで楽しむことが出来ますが、そのエリアによっても客層は微妙に変わります。

例えば、伊豆や和歌山などに代表されるいわゆる近場の海は、アクセスが良く手軽さもあるため、年齢層は幅広く、またダイバーの経験を見ても体験レベルからベテランまで様々です。

それに対して、沖縄などになると少々時間や旅費がかさむため「旅行」という意識が強くなるのか、ファンダイバーの年齢層が若干上がります。若いダイバーからすると、南の島は1年にそう何度も通えるダイブサイトでは無いということですね。ただし、沖縄旅行をする人自体は多いため、その場限りの体験ダイビングになると、若い人たちも積極的に参加していて、むしろ客層の中心は20代です。

海外では、グアムサイパンハワイなどが、沖縄と同じようなダイバー層になります。つまり、ファンダイバーの年齢層はやや上がるものの、体験ダイビングは若者中心ということですね。

モルディブパラオなど、本格志向のダイビングエリアになると、年齢は40代くらいが中心になり、20代のダイバーならインストラクター経験がある人というように、ベテランが多くなります。

一般的に、ダイビングエリアが自分の生活圏から離れるほど、ダイバーの中では敷居が高くなるようです。海外に行くとなれば、旅行費用の他に、多少の語学力や旅慣れが必要になると考える人が多いせいでしょうね。

また、ストイックに大物を狙うようなエリアや秘境と言われるような離島は男性ゲストが多くなり、アクセスの良さとロケーションの良さを兼ね備えるエリアや、癒し系の海では女性ゲストの割合が大きくなります。

個々のダイビングに対する意欲やショップのカラーも関係

ここまでで、ダイビングの客層がどんな感じなのかを紹介してきましたが、もちろん例外もあります。身も蓋も無いことを言うと、最終的には年齢や性別は関係なく、潜りたい時に潜り、行きたいエリアに行くのがダイバーなのです。

お金が無くても、ダイビングのために一生懸命働き、余計な出費を控え、マイルを貯めているという人はいます。むしろ、本当にダイビングが好きなのはそんな人たちばかりなのかもしれません。

また、それぞれのダイビングショップの持つ雰囲気によっても、集まるゲストの層は変わるものです。オーナー自身が若くて楽しそうな感じだったり、美男美女をスタッフとして揃えていたりすれば、ゲストも賑やかな若者中心になりますし、一方、スタッフの人柄の良さや安心感をアピールする雰囲気があれば、年配者も抵抗なく訪れることが出来るでしょう。

最近の傾向はシニア化とお一人様化

現在の日本の経済状況では、生活に必要なもの以外にはなかなかお金を使いにくいため、ダイビングに行く人も若干減っているような気がします。

特に、20代前半くらいの人たちは、生まれてこのかた好景気を経験していないため、遊びにバンバンお金を使うことに慣れていない世代かもしれません。そのため、若年層のダイバーはあまり増えていないようにも感じます。

各ショップでも、若年層はリピートしにくく、新規のゲストは30代以上である程度生活に余裕のある人が中心になっていて、ゲストの平均年齢が上がってきているのが現実です。

ダイビングはスキルをしっかり身に付け、最低限の体力があれば、ご年配の方でも十分楽しめるため、今後もダイバーのシニア化は進んでいくでしょう。この状況にいかに対応出来るかが、これからのダイビングショップの課題の一つだと言えるでしょうね。

また、ダイビングは元々が一人でも始められ、楽しめるマリンスポーツなのですが、最近は特にお一人様ダイバーが増えている印象です。体験ダイビングや講習はそれほどではありませんが、ファンダイビングになると80%くらいは一人でショップに予約を入れる人になるのではないかと思います。

旅行もそうですが、ダイビングもそのニーズが多様化して、一人一人のダイバーが、自分の潜りたい海をお好みのスタイルで潜る形が普通になってきていることが、お一人様化の理由かもしれませんね。

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