ダイビング器材の洗い方と保管方法-ウェットスーツ-

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ウェットスーツは丁寧に使っている人なら、毎週使っても3年くらいは使える丈夫なスーツです。

ただ、洗い方や保管方法が良くないと、劣化は早まり、意外なほど短命に終わってしまいます。(体型の変化で着れなくなることもありますが…。)

ここでは、ウェットスーツの取扱いについて解説します。

オオモンハゲブダイ

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洗い方

ウェットスーツを洗う時、意外に多いのが、器材洗い槽に入れて、一瞬ザブザブ洗ったすぐ終わりにしてしまうケースです。

インストラクターが着ているスキン生地のスーツの場合は水を通さないため、それで大丈夫なことも多いのですが、一般ゲストダイバーに普及している破れにくいジャージ生地の場合は事情が変わります。

ジャージ生地には塩分が染み込むため、出来るだけ長い時間水に浸けて、さらに数回やさしく揉みこんで塩を落とすようにすると良いでしょう。

また、背中や手首足首にファスナーが付いているタイプのスーツは、ファスナー部分が塩噛みしないよう、真水の中で何度か動かして塩をしっかり抜きましょう。

もう一つ、ウェットスーツを洗う際の注意点なのですが、ウェットスーツの素材であるゴムや、スーツのつぎはぎに使われる接着剤は熱に弱く、劣化を早めるということを覚えておきましょう。

温水シャワーを浴びながらスーツを脱いだり、お風呂の残り湯を使ってウェットスーツを洗っている人もいると思いますが、あまり良くないという事ですね。さすがに冬に冷水となると厳しいので、ぬるま湯程度にすることをおすすめします。

ちなみに、ウェットスーツを着た状態で、水中でお○っこをしている人もいると思うのですが、水中でスーツ内に水を通して洗っても、エキジット後は普通に匂います。

自分が思う以上に周りの人は匂っているはずですが、何も言わないのは気を使っていると思っていいでしょう。

また、お○っこだけでなく、汗なども含め匂いはスーツに残りますので、洗う時にウェットスーツシャンプーを使うのもオススメです。塩抜きはもちろん、除菌、消臭の他、劣化防止の効果もあります。

スーツを洗う際のポイント

時間をかけて水に浸けて、やさしく揉み洗いする。

真水の中でファスナーを動かす。

お湯は使わない。

保管方法

ウェットスーツの生地は日光や熱に弱く劣化しやすいため、日影干しが原則です。日向や高温になる車内にスーツを放置していると、ジャージ生地の色落ちやゴムの劣化、接着部分のボンド剥がれの原因になります。

また干す時には、表と裏の両面を乾かす必要があります。中途半端に濡れた状態で収納してしまうと、カビが生えてしまうためですね。順番はどちらでもいいのですが、裏側を乾かしてから反対に返して表を乾かす方が、収納の際に手間が少なくなります。

ウェットスーツを干す時に使うハンガーですが、一般的なハンガーよりは、肩が幅広のものを使うことをおすすめします。幅の狭いハンガーだと、肩の一点に重みがかかってしまい、その一か所の劣化、破れが早くなってしまいます。肩の部分が痛みにくいウェットスーツ用ハンガーも売られています。

そして、ウェットスーツの保管についてですが、原則は「折り曲げずに収納すること」。

前述の幅広タイプのハンガーに掛けてクローゼットに入れてもいいですが、さすがに長期間使わないとやはり肩部分が痛んできます。くわえて他の衣類にゴム臭さが移ることもあるでしょう。

おすすめはベッド下などのスペースに寝かせておく収納法です。定期的にひっくり返して、一点に負荷がかかり過ぎないように保管してやると、なお良いですね。

保管のポイント

  • 日影干し
  • 肩部分に負荷がかかり過ぎないように
  • 曲げない状態で収納

自分で出来る予備的メンテナンス

ウェットスーツについては、小さい傷であれば自分でも補修が可能です。ダイビングショップやネット通販で売られているスーツボンドを使います。

まず破けた傷口の両面にスーツボンドを塗り、少し乾かしてから面を合わせて接着し、一日くらいかけて乾燥させましょう。

ただし、あくまで簡易的な修理ですので、同じところが裂けることもあります。繰り返す場合や傷が大きい時にはショップに持っていくことをおすすめします。

なお、ジャージ生地のスーツの場合、内側のネオプレーンゴムが裂けていても表面のジャージ部分が無事というケースもあり、内側を修理するためにはジャージまで破く必要があります。そのため、ジャージ生地の場合はあえて修理をしないということも。

一番大事なのは、保管方法や日頃の扱いを気を付けて、劣化をさせないことですね。

なお、ウェットスーツの生地や形の特徴や選び方はこちらの記事をご参照ください。

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