自分で出来る器材のメンテナンス(パーツ交換)

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ダイビング器材のメンテナンスは、ダイビング初心者にとってはアンタッチャブルなイメージがあるかもしれません。

しかし、ものによっては決して難しくなく、パーツ交換などはパーツが手に入れば自分でも出来る場合があります。

インストラクターの中には、自分に任せて欲しいと思われる方もいるでしょうが、ゲストのレベルアップによって、結果的に器材への関心や安全意識が向上すれば、ダイビング業界にとっては良い形になると思います。

ギンガハゼ

ギンガハゼ

自分で交換出来るパーツ

ゲストレベルで交換可能なのは、軽器材を中心に、やはりシンプルなパーツが多くなります。

例えば、マスクやフィンのストラップ交換は特に簡単な部類に入りますので、全てのダイバーに出来て欲しいくらいです。スノーケルの蛇腹なども同じですね。

少し難しくなると、レギュレーターやスノーケルのマウスピース交換がありますが、これも一度教わればまず問題無いでしょう。

またレギュレーターの中圧・高圧ホースの交換も難しそうに見えますが、簡単な組み立て家具を組むくらいの技術があれば大丈夫ですね。

その他、交換ではありませんが、ウェットスーツの小さい傷や、ウェイトベルトのほつれの補修などはダイビング特有の作業では無いですし、道具があればゲストにも出来るでしょう。

ゲストダイバーも交換可能なパーツの例

  • マスク・フィンのストラップ
  • レギュレーター・スノーケルのマウスピース
  • 中圧・高圧ホース

自分で交換出来ないパーツ

逆にゲストには交換が難しいパーツを挙げてみます。

レギュレーターやBCDのパワーインフレーター等、オーバーホールレベルのパーツ交換になると、当然ゲストには無理でしょう

器材に関する深い知識が必要ですし、そもそもメーカーが原則プロ向けに開催するメンテナンス講習を受けないと交換パーツを発注できません。

厳密に言えば、一般ダイバーレベルでも講習を受け勉強をし、大小の工具一式を揃えればオーバーホールも可能ですが、費用面でかなり割に合わないと思います。

またウェットスーツの生地・ファスナーの交換に関しては、ダイビングショップというより、ウェットスーツ屋さんの仕事になるため、一般人にはますます守備範囲外になります。

ゲストダイバーが交換不可能なパーツの例

  • レギュレーター内部の部品
  • インフレーター内部の部品
  • スーツの生地・ファスナー

自分でパーツを交換するメリットとデメリット

自分自身で器材のパーツを交換できるようになれば、工賃がかからないので、コスト面でメリットがあります。

また、器材に関する知識が深まることで、器材の使い方やトラブル対応にも応用が効くようになります。

例えば、マスクのストラップの交換を自分で一度経験すれば、以後、ストラップの亀裂の確認などを自然とするようになるはずです。

逆にデメリットを挙げるなら、簡単な箇所とは言え、プロでは無い人間が交換をするわけですから、プロが行うよりはリスクが大きくなると言えます。

例えば、マウスピース交換後の締め付けが甘く、水中で取れてしまったというようなケースがあるかもしれません。

このようなリスクを出来るだけ小さくするためには、ダイビングショップで申し込みが出来る器材スペシャルティなどのコースを受講するのがおすすめです。

単純な修理やパーツ交換の正しいやり方だけでなく、その器材の特性やトラブルが起きる原因なども学ぶので、器材全般への理解が深まります。

メリット

  • コストが抑えられる
  • 器材への知識が深まる

デメリット

  • トラブルのリスクがある

マウスピース交換をやってみた

やり方を知ると一気にハードルが下がるマウスピース交換を解説します。教わらなくても分かるよ、という人もいるかもしれませんね。まあ交換頻度は高いはずですので、ぜひ覚えておきましょう。

用意するもの

新品のマウスピース、結束バンド(クランプ)、 ニッパー、プライヤーorラジオペンチ

マウスピース交換キット

マウスピース交換キット

以下、交換手順です。

ニッパーでクランプを切断

ニッパーでクランプを切断

1. まず、古いマウスピースを外します。結束バンドをニッパーで切断し、マウスピースを引っ張り出す感じで外します。

マウスピース取り外し

マウスピース取り外し

2. 新しいマウスピースを取り付ける前に、取り付け部分に水アカや汚れがあれば拭き取っておきましょう。

新しいマウスピースの取り付け

新しいマウスピースの取り付け

3. 新品マウスピースを取り付けます。マウスピースがストップするまで奥に入れていきます。

クランプを固定

クランプを固定

4. 結束バンドをプライヤーで引っ張り固定します。ストッパー部分がマウスピースの横に来るように止めましょう。それ以外の場所だとくわえた時に唇に当たって不快です。

クランプの留め具の位置は真横に

クランプのストッパーの位置は真横に

5. 結束バンドの余りをニッパーで切断。余りが残らないよう、ギリギリで切るように。

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