誰でも出来る!魚の名前の覚え方

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ダイビングというドキュメンタリーの役者である魚たち。ただ眺めるだけでも良いのですが、魚の名前を覚えるとグッと楽しみが広がります。

ここでは、ダイバーのための魚の名前を覚えるコツをご紹介します。

ハゴロモハゼ

ハゴロモハゼ

魚の名前を覚える前に

魚の名前や生態を知ると、ダイビングの楽しみの幅が広がります。映画や小説などでも、登場人物のキャラクターがつかめていると、より味わい深く鑑賞できますよね。

「あっ!あれ、珍しいベニオチョウチョウウオだ!」

「このドロップオフは潮がよく当たってるから、イソマグロが出てきそうだな」

なんていう感動や発想は、魚の名前や習性を知らなければ生まれてきません。ただ無心で潜るのも楽しいものですが、魚のことを知っているからこそ味わえるプラスαがあるのがダイビングです。

ただ、魚の名前を覚える前に、心に留めておいて欲しいことがあります。それは次の二点。

  • 無理に覚えない
  • 教わるより調べる

無理に覚えない

ダイビングでは安全に関するルールを守る必要がありますが、その楽しみ方については自由です。生物の名前を知らなくても楽しい部分はたくさんあります。

「魚の名前を覚えなきゃ」とお勉強的に考えてしまうと、せっかくのダイビングが味気ないものになってしまうかもしれません。魚を知るのはあくまで楽しみ方の一つと捉え、無理なく興味が持てる範囲で覚えていくと良いと思います。

教わるより調べる

ダイビング中にはガイドさんが魚の名前を教えてくれると思うのですが、それだけで自分の知識にしていこうとするのは無理があります。自分が魚に興味を持って、「あの魚、なんていう名前なのかな?」と思って調べることをしなければ、魚の名前なんてすぐに忘れてしまいます。

名前が分からない魚がいてもすぐにガイドさんに聞かず、自分で調べたり、見当を付けた上で質問してみましょう。

名前を覚えるためのヒントづくり

魚の名前を覚えると言っても、図鑑とにらめっこして、ひたすら暗記していくのでは面白くありません。もっと楽しみながら、なおかつ効率良く覚えていく方が、モチベーションを保ちやすいでしょう。

ポイントは魚の名前を覚えるためのヒントを自分で作っていくこと。私たちの頭は、自分で動いて得た情報ほど記憶に残るように出来ています。カンニングペーパーを作ったら、そのおかげで結局記憶できてしまったなんていう経験はありませんか?

私がおすすめするのは次の3つのパターンです。

  • 写真を撮る
  • 絵を描く
  • どんな魚かを合わせて覚える

写真を撮る

最近ではデジカメを持って潜るダイバーがほとんどなので、言われなくても魚の写真は撮っている人が多いでしょう。ただ、意識したいのが、自分の記憶の材料になる写真を撮るということ。

魚の模様が分かるように真横から撮るとか、少し引いて撮ることで生息環境を入れるとか、大きさが比較できるように人工物やダイバーを入れるといった具合です。撮った写真は、後で図鑑などで調べる時にも役立ちますが、元々意識して撮影をした分、魚の特徴が記憶に残りやすくなるはずです。

写真は魚の特徴がある程度押さえられていればOKなので、作品として上手でなくても構いません。

絵を描く

絵を描くことも、自分なりに魚の特徴を一旦噛み砕いて、再度表現することになるので、記憶に定着させるには良い方法です。デジカメで写真を撮ったとしても、それとは別にログブックに絵を描いてみましょう。模写すると言うよりは、写真でざっくり覚えた特徴を絵に表してみる感じが良いと思います。

自分で描いた魚は、きっと色合いや形が記憶に残るはずです。これも写真と同じで、上手に描く必要はありません。自分の中で魚の特徴が押さえられていれば大丈夫です。

どんな魚かを合わせて覚える

写真や絵では表現できない部分を文やイメージにして覚えておきましょう。例えば、「動きはゆっくり」とか「係留ブイの近く、水深5mで発見」という感じです。その魚に関する情報が多くなるほど、記憶に引っかかりやすくなるので、些細なことでもログブックにメモなどしておくと良いでしょう。

記憶の引き出し方

自分の頭の中に情報を貯めこんだら、その記憶をうまく引き出してあげることも大切です。記憶は何度か引き出すことで、しっかりと定着していきます。ダイビング中に魚を見た時、名前をパッと思い出すという行為を繰り返してやるんですね。

勉強したことでも、問題として解かなければ記憶しにくいものです。【魚を見る⇒名前を当てる】というプロセスを何度か実践してみるのですが、その時のポイントをご紹介します。

  • 大まかなサイズ・形・色から思い出す
  • 図鑑から思い出す
  • 水族館でシミュレーション

大まかなサイズ・形・色から思い出す

記憶としてまだ定着しきっていない魚の場合、水中で出会っても名前がすぐには出てきません。そういう時はまず、大体でいいのでサイズや形、色などから、「何となくあの仲間かな…」という推理を働かせます。上で紹介したようなヒントづくりが出来ていれば、特徴で魚を覚えられているはずですので、見た目の情報を何とか一本の線につなげて、答えを導けるケースが多いでしょう。

魚を何種類か覚えようとしている(魚の特徴を押さえた上で)うちに、きっと自分の中で無意識に分類が進んでいるはずです。「口が大きくてボリューミーな体をしてるのはハタの仲間」とか「岩穴に住んでいる赤系の2cmくらいの魚は大体ベニハゼの仲間」といった具合です。

それが分かっていれば、もしその場で名前が出てこなかったり、全く名前を知らない魚でも、図鑑ですぐに調べることが出来ます。

参考ページ:フィッシュウォッチング②魚の見分け方のコツ

図鑑から思い出す

日頃から図鑑を開くクセがついてる人は、ページごとの魚の並びやどんな写真が使われていたかなど、おぼろげに覚えてしまうものです。魚を見てパッと名前が出て来なくても、「図鑑のあの辺に出てた魚かも…」ということで記憶がよみがえることもあります。

図鑑をどれだけ自分の物に出来ているかが、記憶の引き出しやすさにつながります。それには図鑑を使いやすくカスタマイズするのもポイントです。

多くのガイドさんは、魚の名前を書いたインデックスシール(付箋)を使っています。毎回索引から魚を探すのは面倒ですし、大まかな種類は分かっているような場合は、付近のページを開いた方が早く見つかりますからね。

ワンポイントアドバイスとしては、シールには細かい種名を書かないこと。例えば、「カクレクマノミ」ではなく「クマノミ」、もしくはもっと広く「スズメダイ」という風に書きましょう。インデックスが多すぎては逆に探しにくくなりますし、ヒントとして使う方が、図鑑を探すプロセスとともに記憶が定着します。

その他には、図鑑に載っている珍しいとされる魚や自分が見てみたい魚のところに、分かりやすいよう印をつけたりすると、実際にレアものに出会った時などにすぐに記憶を引き出すことが出来ます。

なお、私のおすすめの図鑑は吉野雄輔さん著の日本の海水魚 (山溪ハンディ図鑑)です。解説文がやさしいですし、魚の形で検索が出来る目次がついていて、魚を覚えたい人向きの図鑑になっています。

水族館でシミュレーション

魚の名前を覚える時に、実戦さながらのシミュレーションが出来るのが水族館です。水槽の前に立ち、目に飛び込んでくる魚の名前をどんどん当てていきましょう。パネルを見てすぐに答え合わせが出来ますので、間違えた種類は何度も繰り返してチャレンジします。

どちらかと言うと、ある程度の種類が既に頭に入っている人向きですが、デートのついでなどに気軽に出来る方法なのでぜひおすすめです。ダイビングをしていると水族館の見方が一味も二味も変わってくるので、単純に楽しめるのも大きいですね。

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