ファンダイビング①ビーチエントリーとボートエントリー

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ファンダイビングには色々なスタイルがあります。

ダイビング用語で海へ入っていくことをエントリーと言いますが、このエントリーには二通りあります。岸から歩いて海へ入るビーチエントリーと、ボートから海へ入るボートエントリーですね。ダイビングスポットによってはビーチとボート、どちらからも潜れる場合があります。

ちなみにビーチエントリーの場合、エントリーする場所は必ずしもビーチ(砂浜)ではありません。磯のような岩場からエントリーする際もビーチエントリーになります。また、ファンダイビングでなければボートに乗れないというわけではなく、ボートに乗って講習をすることもあります。

水中から見上げるボート

水中から見上げるボート

ビーチエントリーの利点

ビーチエントリーは岸からのエントリーなので、当然背の立つところからダイビングが始まります。これは、ちょっとしたストレスをかかえた初心者ダイバーにとってかなり安心できる要素なのです。ダイビングに慣れないうちは、スキル的にもメンタル的にも最初の段階、つまりエントリー時がポイントになるのですが、何かうまくいかない時、怖くなってしまった時に、ビーチなら立ち上がって落ち着くことが出来ますからね。

くわえて、ビーチエントリーのダイビングスポットは比較的難易度が易しい潜りやすい場所であることが多いので、これも初心者には大きいです。

ではビーチエントリーのダイビングは上級者には向かないのかと言うと、決してそんなことはありません。むしろ、極みの域に達したベテランはビーチエントリーを好む場合も多いです。

なぜなら、潜水時間を長めにしたりエントリーする地点を少しずらしてみたりと、ビーチではダイビングのカスタマイズがしやすいからです。ガイドが潜りこんでいる場合が多いのもビーチエントリーのスポットの特徴で、生物の居場所を細かく把握しているので、カメラ派ダイバーには好まれるんですね。

ボートエントリーの利点

ボートエントリーでのダイビングの利点の一つに、快適性があります。器材を背負っているのは海に入る時と上がった時の短時間で、ビーチの場合よりもかなり短縮されます。またダイビングスポットのおいしい見どころを効率よく見られる位置にボートを停泊させるので、水面・水中移動の距離は少なく済みます。

このように体力的な負担が小さくなることで、女性やご年配の方にも快適で楽しみやすいスタイルになっているのです。そして、これはボートの大きさにもよるのですが、フライングデッキ(2階スペース)やドライエリア、広めのトイレといった高い居住性も備えたボートの場合は休憩時間中も快適に過ごせます。

そしてボートの場合は機動力も魅力。広い海の上を走って、離れたダイビングスポットを何か所も回ることが出来ます。必然的にダイビングのバリエーションも豊かになって、サンゴがきれいな場所や魚が多い場所、水中地形がダイナミックなところというように色々な雰囲気のスポットを潜ることが出来ます。

ビーチエントリーとボートエントリーそれぞれの欠点

ビーチとボートを比較すると、それぞれの利点がお互いに欠点になってくるのですが、まずビーチの場合は器材を背負う時間が長かったり水面移動があったりで、体力的な負担がボートよりも大きいこと。そして車を使って移動は出来るものの、潜れる範囲は岸沿いに限られるので、一か所を潜りこむことは出来てもダイビングのバリエーションには乏しくなる場合があることです。

ボートの欠点としては、原則的にボートはある程度の水深があるところにしか入れないので、ほぼ100%背の立たない場所からダイビングが始まるということ。ダイビングに慣れていないうちはメンタル的に負担が大きいのと、何か問題が起きた際のリカバリーがビーチよりしにくいというのはあります。また、ショップ側も数あるスポットの中から日々違うポイントを潜るので、潜り込むというよりは広く浅く楽しむ形になります。

更に言うと、ボートでは船酔いをしてしまう人も出てきます。しかし、工夫次第である程度克服できる部分でもありますし、全体としてはボートのスポットの方が数が多く、海域によってはボートダイビングオンリーでビーチからは潜らないところもあるので、ぜひビーチもボートも両方楽しみたいところです。

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