ボートダイビングの基本-手順と注意点-

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ボートダイビングは魅力的です。ボートダイビングをしなければダイビングの大部分を損していると言っても過言ではありません。

ここではボートとビーチの比較はしませんが、ダイビングポイントの多くがボートでしか行けないエリアにあるのも事実で、それだけを考えてもボートに乗らないのはもったいない気になりますよね。

ただし、ある程度個々のダイバーに合わせてカスタマイズできるビーチダイビングと比べると、ボートダイビングには守らねばならない手順と注意点が多くなります。

エントリーや潜降などの細かいコツは別のページでそれぞれ解説しているので、ここでは心構え的なことを中心にお話ししていきます。

また、ビーチダイビングについてはこちらのページをご参照ください。

水面に浮かぶボート

水面に浮かぶボート

ボートの使い方を把握

まず一日の初めに、自分が乗船するボートの使い方をしっかり把握しておきましょう。多くの場合、乗船するスタッフからボートに関するブリーフィングが行われます。

セッティングしたダイビング器材の置き方は各ボートによって違います。大概はエントリー・エキジットの流れの中で一番効率が良い置き方を指示されるはずです。

また器材だけでなく、カメラや荷物(携帯電話や日焼け止めなど)がある場合はその置き場所もしっかり聞いておきましょう。船上では荷物の管理は自己責任が基本です。

またトイレやシャワーの使い方や注意点も把握する必要があります。ここは各ゲスト間で使い方のマナーが問われる部分でもありますので、基本ルールは押さえておきましょう。

ダイビングの手順に関してはエントリー前のブリーフィングで説明がありますが、はじめて利用するショップやボートの場合は、早い段階でエントリーの場所や方法を聞いておくのも良いと思います。

移動中に出来ること

ポイントへの移動中も有意義に使いましょう。

周りの景色を楽しむのもいいですし、せっかくの機会なので、スタッフや一緒に潜るダイバーの皆さんと話をするのもいいと思います。ここで距離を近づけておくことで、エントリー・エキジットやダイビング中でも協力関係が生まれやすく、雰囲気の良い一日になることが多いです。

また、移動中に海を眺めながら情報を集めるのも、デキるダイバーの条件です。具体的な部分はポイント近くに行かなければ分かりにくいのですが、どれくらいの風や波があるのかなど、大体のところを把握しておくと、これからのダイビングのイメージが出来ると思います。

水中ではぐれた時の対処など詳しく聞いておきたいことがある場合も、移動時間を利用すると良いでしょう。

エントリー

ボートダイビングのエントリーは、ポイント到着前から始まっていると思っていいでしょう。ポイント到着前にエントリーの方法や状況をイメージしておけば、スムーズで失敗のないエントリーが出来るようになります。

せめてバックロールエントリーになるのか、ジャイアントストライドエントリーになるのか、という点くらいは事前に知っておきましょう。

ポイントについてブリーフィングを聞き、自分の中で流れを再確認をしたら、いざエントリーです。狭いボート上では身動きがとりづらい場合もあり、スタッフが準備を何かと手伝ってくれることもありますが、最終確認はあくまで自分が行い、全てを人任せにしないことが大切です。

またエントリー前の安全確認は必ず行うようにします。自分の着水地点に他のダイバーがいないかを確認し、エントリー後は自分も他のダイバーのエントリーに支障が出る場所には近づかないようにしましょう。

潜降

潜降に関しても、事前にある程度のイメージをつかんでおくことが大切です。潜降方法はフリー潜降なのか、ロープ潜降なのか、ロープ潜降なのであれば潜降ロープはどこにあるのかというのは、ブリーフィングを聞いて把握しておきましょう。

また、潜降をする際には安全のため、少し船から離れておきたいですね。船の横や下に入ってしまうと、頭を打って大けがをする恐れがあります。

初心者のうちからスムーズな潜降をしようと思っても難しいですので、焦らず自分の身の丈に合った潜降をすれば良いと思います。ロープが無ければ耳抜きが不安という場合は、遠慮なく潜降ロープを使いましょう。

ガイドの指示や自分のスキルを含めた色々な要因を考慮して、リスクの少ない潜降方法を選ぶことが大事ですね。

また、ボートダイビングの場合、ボートの下の水深がそれなりに深いケースもあり、足の着くところでの潜降とは勝手が違います。

潜降しはじめはBCDの空気を抜きますが、徐々に潜っていくにつれて今度は給気をして、中性浮力を保ちながらの潜降を心がけましょう。

ダイビング中の注意点

ダイビング中のコツや注意点を挙げるとそれこそキリが無いのですが、ボートダイビングで特に気を付けたいのは次の二点。

まず、ボートがアンカリングしている場合には、アンカーには手を触れないように気を付けて下さい。

万が一アンカーが外れたら船が流されてしまいますし、海上の風が強い時などはアンカーにかかる力はすさまじく、近づくのも危険です。

二点目は、周りをよく見ること。そして、ガイドの動きには敏感になる事です。

ボートダイビングでは、ガイドとはぐれるようなことがあるとビーチでの場合よりもさらに厄介です。ポイントの全体的な水深が深めの場合が多く、さらにボートが岸から遠く離れているケースもあるので、すぐに浮上は出来ませんし、船の往来が多い場所では水面自体も危険があります。

適度に周りに気を配り、はぐれるようなことが無いよう注意しましょう。

浮上とエキジット

ボートダイビングのポイントは、水深変化の勾配がきつめで真上に近い角度で浮上をする事もあります。自ずと、BCDの排気による浮上スピードのコントロールが重要になります。

また、ボート付近に浅場が無いこともあります。そのような場所では、ビーチダイビングのように泳ぎながらの安全停止ではなく、ロープを使ったり中層に浮かびながら明確に安全停止をします。安全停止の方法についてはブリーフィングをしっかり聞いて覚えておきましょう。

エキジットはラダー(ハシゴ)を使うことが多く、1~3人ずつの少人数でエキジットしていきます。順番待ちの状態になることもあるので、流れやポイントの水深に合わせて待機をします。

水深が浅ければ、ボート下でフリータイムを兼ねた安全停止を行い、安全停止が済んだ人から様子を見てエキジットしていきます。

ラダーの上がり方にもボートごとにルールがあります。フィンだけを外して上がるのが多いスタイルですが、体力に不安がある人の場合はウェイトやBCDを外して、船上のスタッフに渡してからラダーを上がることも出来ます。

船張りの高さによっては水面から渡せる器材も限られますので、希望がある場合はまずガイドに相談してみましょう。

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