ボートダイビングで効果的な船酔い対策

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ボートダイビングのマイナスイメージの一つが船酔いではないでしょうか。事実、船酔いが心配でボートを敬遠しているダイバーもいると思います。

船酔いは本当に辛いものですが、それでビーチダイビングオンリーになってしまうのはもったいないような…。出来ることなら、船酔いを克服してボートダイビングを楽しみたいですよね。

ここでは、ボートダイビングでの船酔いについて、その対策などを紹介しています。

ボートで大海原を移動

ボートで大海原を移動

ボートに乗る前に出来る対策

乗船の前に出来る船酔いの予防法をいくつか紹介しておきましょう。

まず一番大切なのが体調管理。忙しい人も多いでしょうが、寝不足や疲労を抱えたままダイビングに出かけるのは良くないですね。また、空腹や満腹も船酔いを招くので、乗船1~2時間前に適量の食事を済ませておきましょう。

そして、体を締め付けるウェットスーツは腰まで下ろして乗船し、許されるならポイント到着ギリギリのタイミングで着るようにします。

根本的な事ですが、はじめのうちはボートでの移動時間が長いエリアでは無く、一本一本港に帰れるエリアなどを選んで、船に体を慣らしていくのも良いでしょう。

船内でのポジショニング

船酔いだけでなく、乗り物酔いを防ぐための常套手段ですが、風通しの良い場所にポジションを取りましょう。また、船内で揺れが少ない場所は船中央の後方寄りですが、風通しの良さと合わせて居場所を確保することがポイント。あまり後ろに行き過ぎると、排気臭で気分が悪くなります。

以上を総合すると、操舵席が2階デッキにあるような中・大型ダイビングボートの場合は、吹き抜けになることが多い船後方の、2階へ上がるハシゴ付近が良いでしょう。また、漁船やセカンドボート的な和船タイプでは後ろ側1/4当たりの位置に操舵席が付いているので、その横や前側辺りがおすすめ。操舵席の後ろまで行くと油の匂いがきつくなります。

船酔いを防ぐポジショニング

  • 風通しの良い場所
  • 揺れの少ない場所
  • 匂いのしない場所

船内での行動で船酔いを防ぐ

船酔いのメカニズムは、連続的な揺れによる刺激と、視覚や知覚による刺激の調和が取れなくなり、感覚が混乱するというものだと考えられています。船酔いに関して言えば、波やうねりでボートが常に揺れている中、手元でじーっと器材やカメラの細かい調整をしている時、体は揺れているのに視覚的には揺れていないというズレが生じ、脳やその他の神経がそのズレについて行けなくなってしまうというのが、典型的なパターンです。

つまりこのような感覚の混乱を助長するような行動をとらないことが大切です。まず、細かい作業は陸上や船が港にいるうちに済ませてしまうこと。次に、乗船後は船の外の景色を見ること。手前側の揺れたり流れたりする景色よりも、遠くの陸地や水平線を眺めている方が刺激が少なく、感覚が乱れにくいようです。

ボートがポイントで停泊すると左右の揺れが大きくなりますので、なるべく早く海に入ってしまいましょう。エントリーの順番はショップのチーム編成の事情もあるはずなので、なじみのスタッフがいるなら、船酔い対策でいち早くエントリーしたい旨を伝えられると心強いです。

また、他のダイバーやスタッフと楽しく会話することも効果的。ちょっと大きめの声で話すと意識がはっきりして、酔いを遠ざけることが出来ます。そして、いよいよ危なくなってきたら寝てしまうのもオススメです。この場合は仰向けが効果が高いです。あとは、「いざとなったら吐いちゃえ」くらいの開き直る気持ちでいた方が、リラックス出来て船酔い予防になります。

船酔いを防ぐための行動

  • 作業をしない
  • 遠くを見る
  • 早めのエントリー
  • 会話をする
  • 寝る
  • 気楽な気持ちで

健闘むなしく酔ってしまったら、ウェットスーツは脱ぎ、風に当たって仰向けに寝ましょう。寒くなければ頭に水をかけるのも効果があります。

船酔い時のマナー

ボートダイビングにマナーは付き物なのですが、酔った時にも最低限のマナーは必要です。大事な点は次の通り。

まずトイレにこもってしまう人も多いのですが、他のゲストやスタッフが使えなくなってしまいますし、閉鎖空間は船酔いを増長させますので外に出て来ましょう。また、吐きたい時は船の外側に向けて、さらに風下側を選ぶのが他のゲストへのマナーになります。

更に言えば、気分が落ち着いてから、ケアをしてくれた他のダイバーやスタッフへのお礼があるとグッドですね。

(水中で吐きたくなった時の参考として水中で上手く吐く方法のページもどうぞ)

酔い止めは飲んでいいの?

ほとんどの酔い止めには眠くなる作用があるため、ダイビング時の服用には賛否両論がありますが、船酔いに苦しむゲストからしてみれば藁にもすがりたい気持ちなわけで、実際の現場では推奨とまではいかないものの容認はしていることも多くなっています。

酔い止めが必要な場合は、出来ることなら薬剤師さんに相談の上、服用したいところです。

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