フィッシュウォッチング②魚の見分け方のコツ

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水中フォトと並び、日本のダイビングスタイルの主流になっているのが、フィッシュウォッチングです。

魚の観察に重点を置くフィッシュウォッチングですが、魚をどう見分けるのか?というのは、多くのダイバーが知りたいところだと思います。

マンジュウイシモチ

様々な模様の組み合わせ:マンジュウイシモチ

魚の見分け方

フィッシュウォッチング①でも解説したとおり、魚の種類を知るには、自分の頭の中で魚の形(大きさを含む)と色・模様が整理できていることが重要です。

魚類の中にはどんな形のものがいるのか、ざっくりと把握し、まずはそれぞれの形が何の仲間なのかを覚えます。そして、そこに色や模様のバリエーションを加えていけば、自分の中に大雑把な図鑑が出来上がります。

シチセンチョウチョウウオ

シチセンチョウチョウウオ

チョウチョウウオの仲間を例に説明すると以下のような感じです。

正方形に近い長方形で口が尖っている。大きさは手のひらくらい。

⇒これがチョウチョウウオの基本形と覚える。

色:白と黄色が基本。たまに黒いものも。

模様:横縞、網目模様、ワンポイントの組み合わせ

⇒色と模様から細かい種類を覚えていく。

上のような整理が出来ていれば、はっきりと名前が分からなくても、大体の形と色・模様でかなり種類が絞れるはずです。

始めは魚の見分けがつかなくても、自分でヒントを整理して、調べることを繰り返しているうちに、少しずつポイントが分かってきます。

やがては水中でリアルタイムに見分けられるようになるでしょう。

魚の形と模様

ここからは、魚の形や模様にどんなバリエーションがあるのか見ていきます。

それぞれの特徴を覚えて、自分の頭の中に図鑑を作れるようになりましょう。

ちゃんとした生物学的表現ではありませんが、下のような感じで分類しておけば、他の人にも話を伝えやすいでしょう。

基本形:キンギョハナダイ

基本形:キンギョハナダイ

基本形:いわゆる普通の魚の形で、ハナダイやフエダイ、テンジクダイなどがいます。他の形を表現する際の基準になる形ですね。

細長い形:ホソカマス

細長い形:ホソカマス

細長い形:サンゴの群生や岩場にある穴や隙間に隠れるような魚が多いです。もしくは中層から表層に生息するタイプです。前者はウツボなど、後者はダツやカマスがいます。

平べったい形:ツバメウオ

平べったい形:ツバメウオ

平べったい形:平べったい形にも2パターンあり、エイなどのように縦につぶれた形と、チョウチョウウオのように横につぶれた形です。縦につぶれた形の魚は、海底で生活していることが多いです。

ずんぐり丸い形:カエルアンコウ

ずんぐり丸い形:カエルアンコウ

丸い形:あまり数は多くないので、丸いとかずんぐりしていると言えば他の人にも伝わりやすいです。カエルアンコウやオコゼ、フグなどがこの形。

変わった形:ハナミノカサゴ

変わった形:ハナミノカサゴ

変わった形:抽象的な表現なのですが、体の一部が大きかったり、どのパターンにも当てはまらない形です。ハナミノカサゴやタツノオトシゴがこの例です。

模様

模様は本当に様々なので、パターン化が難しいのですが、あえて分けると下のようになります。多くの場合、これらの組み合わせです。

無地:キイロサンゴハゼ

無地:キイロサンゴハゼ

無地:ダイビングを通して魚を知ると分かるのが、無地の魚って意外に少ないな、ということ。

染め分け:シリキルリスズメダイ

染め分け:シリキルリスズメダイ

染め分け:体の前後や上下で二色に分かれるタイプです。

ストライプ:ヨスジフエダイ

ストライプ:ヨスジフエダイ

ストライプ:縞模様の呼び名は特殊で、頭から尾びれにかけての縞を縦縞、背中からお腹にかけての縞を横縞と表します。ややこしいですが、水中での向きではなく、釣られた時の向き(頭が上向き)を基準にしているようです。

網目:アミチョウチョウウオ

網目:アミチョウチョウウオ

網目:縦横の向きも、斜めの向きも、両方網目模様と言われます。

水玉:テングカワハギ

水玉:テングカワハギ

水玉:種類としては多くありませんがオシャレな水玉模様のものもいます。

ワンポイント:ウミヅキチョウチョウウオ

ワンポイント:ウミヅキチョウチョウウオ

ワンポイント:無地に近い模様にスポットが一つあるタイプです。

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