ダイビング旅行ガイド-初めて潜るインドネシア(バリ島)

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リゾート地として有名なインドネシア・バリ島は、ダイビングが盛んなエリアとしても知られています。

ここでは、マンボウや沈船など、見どころの多いバリの海のダイビングについてご紹介します。

バリ島

バリ島

海の魅力

インドネシアが1万3千以上の島々から成る国なので、何となくバリは小さい島というようなイメージを持たれやすいのですが、その面積は東京都の2.5倍。

実際には車で周って丸1日かかるほどの島なので、ダイビングポイントも島の各方面に分散しており、まんべんなく潜るには1週間くらいの旅行日程は欲しいところです。

ポイントの多さに比例して、ダイビングのジャンルもバリエーション豊富に。大物からマクロまで幅広く楽しめます。

マンタやマンボウが出現することからも分かる通り、栄養分に富む海なので、南の島としては透明度が落ちますが(10~20m程度)、潮が流れるポイントでは青く抜けた海を味わうことが出来ます。

ヌサペニダ

バリの大物ポイントと言えばヌサペニダ。バリ島の南東に位置するペニダ島、レンボンガン島、チュニガン島からなるエリアで、マンボウやマンタを狙うことが出来ます。

潮が流れることで透明度が高く、バリ島の中ではワイドな景観が楽しめる海域。ドリフトポイントは難易度が高めになるので、経験本数で制限を設けている場合がほとんどです。

また、決して大物オンリーと言うわけでは無く、サンゴが美しいのんびりポイントもあります。

パダンバイ/テペコン

空港近くのクタやサヌールからもアクセスしやすいエリア。砂地の根にトロピカルフィッシュが群れる、南の島の光景が楽しめるポイントが多いのが特徴です。

その一方で、沖に浮かぶテペコン島は潮の流れが速く、イソマグロなど大物との出会いが期待出来るポイントです。

トランベン/アメッド

島の北東部のエリアで、トランベンは沈船リバティ号が有名。バリ島で最もメジャーなダイビングエリアでしょう。

アメッドは小さな漁村で、ジュクンと呼ばれるアウトリガー付きの小舟からエントリーするボートダイブが行われます。

ムンジャンガン

バリ島の北西に浮かぶ小さな島がムンジャンガン島です。多くのショップが車での長距離移動を必要とする場所で、1日ツアーになることは必至。

穏やかなポイントが中心になりますが、マクロ生物からワイドな景観までバランス良く楽しむことが出来るエリアです。

シークレットベイ/プリジャティ

バリ島のマクロを極めるならここ。バリ島の北西エリアです。

内湾環境で海底は砂泥や黒砂。トロピカルな景観は期待できませんが、多くのダイバーにとって未知の生物との出会いがあるでしょう。

 

潜り方

バリでのダイビングエリアへの主なアプローチ方法としては次の2通りがあります。

  • 滞在地を決めて付近の海や日帰りの遠出をして潜るスタイル
  • 車で数日かけて島内を移動しながら複数のエリアを潜る“ダイブサファリ”と呼ばれるスタイル

【※注:「ダイブサファリ」と言うと、モルディブなどのダイブクルーズ(船中泊のダイビングツアー)を指すことが普通ですが、バリでは車で移動しながら宿を変えて潜るツアーのことを表します。】

どちらのスタイルでも、最寄りの港まで車で移動し、その後ボートでポイントにアクセスすることになります。

ダイビングショップが多いのは、クタやサヌールなどの都市がある、島の南東部。意外に広いバリ島ですので、北西部のムンジャンガンなどに行こうと思えば全行程で12時間くらいはかかります。

ダイブサファリにしても島を一周するプランだと3泊4日程度、さらに別日程でヌサペニダへ行くなら計5日以上を要するので、バリ島へのダイビングツアーは日程に余裕があるほど楽しめるでしょう。

ダイビングの難易度

ダイバーの比率

初心者40% 中級者30% 上級者30%

島の各地にダイブサイトがあるバリ島の海には、優しいポイントから上級者向けのポイントまで幅広いバリエーションがあります。

基本的には初心者にやさしい海ですが、ヌサペニダのドリフトポイントは流れが速くなることで知られており、上級者向けになります。

また、沈船ポイントなど最大水深が深い場所や、海底が舞い上がりやすい泥のポイントもあるため、安全に関する知識や水中での基本的な身のこなしは身に付けておきたいですね。

代表的なダイビングポイント

沈船の横ではギンガメアジが群れる

沈船の横ではギンガメアジが群れる

リバティ・シップ・レック

トランベンにある、バリ島で最も有名なポイントと言ってもよい沈船です。

火山の噴火による地震で、海岸に座礁していたアメリカの貨物船『リバティ号』が倒れ、海底に沈んだのが1963年。今ではリバティ号はサンゴに覆われ、多くの生物たちの住処へと役割を変えています。

沈船が横たわるのは、水深3m~30mという多くの魚たちが好むエリア。船の横ではギンガメアジの群れが渦巻き、内部にはキンチャクダイやコショウダイがのんびりと泳ぎます。細かい所を見れば、ウミウシや甲殻類を見つけることも出来るでしょう。

柱などの構造物が形をとどめている部分もあり、アドベンチャーなダイビングを楽しむことが出来ます。

また、何とビーチエントリーで楽しめるという、世界的にも珍しい沈船ポイントであることにも注目。

見られる魚

マンボウ

マンボウ

バリの代名詞とも言えるような魚がマンボウです。外洋の表層域に生息していて、ダイバーが出会う事は少ないので、バリで潜るならば是非狙いたい魚です(メインシーズンは8~10月)。

他の大物では、ヌサペニダの大物ポイントでマンタやイソマグロ、ロウニンアジ、バラクーダなどを見ることが出来ます。

また、バリと言えばマクロ生物の豊富さも有名。

クダゴンベやハナヒゲウツボ、ピグミーシーホースなど人気の生物がよく見られるのですが、島の北西部・シークレットベイではさらに濃いマクロ系生物が。バンガイカーディナルフィッシュやミミックオクトパス、ピクチャードラゴネットなど国内では稀少、もしくは生息しない生物がめじろ押しです。

陸上の楽しみ方

タナロット寺院

タナロット寺院

「神々の島」と称され、寺院や伝統文化が息づくバリ島では、陸上観光も神秘的なものになります。他の南国リゾートでは味わえないような体験が出来るのが大変魅力的ですので、アフターダイブだけでなく丸1日観光の日をつくるのもいいかもしれません。

おすすめスポットとしては、タナロット寺院。バリ・ヒンドゥー教の寺院で、海の神をまつるため16世紀に建立されました。

その伝統もさることながら、タナロット寺院を外国人にも有名にしたのが夕暮れ時の美しい景色です。海に沈んで行く夕陽をバックにすると、寺院のシルエットが一層幻想的に映り、神々が降臨する地であることを感じずにはいられません。

また、バリ島島南部のリゾートエリアから車で1時間ほどの山間部にある町ウブドには朝市が開かれる市場があります。

ローカル色満載の市場で、新鮮な果物や島ならではのお菓子を買って味わってみましょう。朝市の後には土産物屋さんが店開きするので、そちらも注目。

バリ島の気温・水温・スーツの目安

 
気温の目安
水温の目安
スーツの目安
12-4月(雨期)24-34℃26-30℃フルスーツ3mm
5-6月(乾期)23-32℃25-28℃フルスーツ5mm
7-11月(乾期)22-31℃20-28℃フルスーツ5mm+フードベスト

バリ島は南の島としては珍しく水温の変化が大きいエリア。水面付近と水深20m付近では水温が6~8℃程変わることもあります。

特に潮の流れが速いヌサペニダでは、7~11月に16~20℃くらいの冷たい潮が入ってくることもあるので、ウェットスーツは厚めのものを準備しましょう。

アクセス

成田・羽田・関空からバリ島のデンパサール国際空港へ、ガルーダ・インドネシア航空の直行便(フライト約7時間)が毎日1便ずつ発着しています。

また、経由便であれば、ジャカルタやシンガポールで乗継をすることになります。

海外旅行でダイビングをする場合は、費用・手間の両面から旅行会社の利用がおすすめです。バリに関しても、初心者の方ならまずは旅行会社のツアーをおすすめします。

基本情報

 
 
 
国名インドネシア共和国バリ州・州都デンパサール
言語バリ語・インドネシア語日本語はほぼ通じない。日本人経営のダイビングサービスは島に数件。
通貨ルピア正規の両替商を利用しないと、わざと計算を間違えたり、トラブルが多い。
ビザ・パスポートビザが必要。観光目的の短い滞在であれば空港での申請でOK(30日まで25ドル)
時差日本が1時間先行例)
日本15:00
⇒バリ14:00
気候年間通して陽射しが強く、高温多湿。5-11月が乾期、12-4月が雨期とされる。山間部では若干気温が低く、雨季の降雨量が増える。
生水・水道水は飲まないように。飲食店で飲み物に入れられる氷も注意。
電源・電圧220V/50Hz
日本製品をつなぐ場合には変圧器が必要。

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