ダイビング旅行ガイド-初めて潜るニューカレドニア

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ダイビングエリアとしてだけで無く、ニューカレドニアに憧れを持つダイバーも多いのではないでしょうか。

南の島とヨーロッパの街並が融合したような雰囲気のリゾートで、小説『天国にいちばん近い島』の舞台となったことでも有名です。

ニューカレドニア・ヌメアの街

ニューカレドニア・ヌメアの街

海の魅力

ニューカレドニアは周囲を長いリーフで覆われた島で、そのリーフの内側である礁湖の面積は24,000㎢にもなり、グレートバリアリーフに次ぐ世界第二のバリアリーフとなっています。

そのため、サンゴの生育が素晴らしく、マンタをはじめとする大型魚がコンスタントに見られる他、この海ならではの固有種にも出会えます。その豊かさから、ニューカレドニアの海は2008年に世界遺産に登録されました。

ニューカレドニアは、最も大きなグランドテール島とイル・デ・パンやリフー島、マレ島、ウベア島といった離島で構成されます。

このうち日本人ダイバーに馴染みがあるエリアは、グランドテール島にある首都ヌメア周辺と、イル・デ・パンの海です。

ヌメア

ヌメアは首都と言っても、そこは南太平洋に浮かぶ島。海の中には首都っぽさは全く無く、美しい景観が広がり多くの魚たちに出会うことが出来ます。

生物で言えば、最大の目玉はブラックマンタです。マンタは普通、背中が黒で、お腹側が白くなるのですが、ブラックマンタは全身が黒。戦闘機のような渋さ、カッコ良さがあるマンタです。

必ずではないものの、世界的に珍しいブラックマンタを狙って見られるのは、ニューカレドニアくらい。ヌメアの海で潜るのであれば、ぜひリクエストしたいところです。

その他に、沈船ポイントや、サメやウミガメがコンスタントに見られるポイントもあります。さらに、船上からジュゴンを発見出来ることもあるのがこの海のすごさでしょう。

イル・デ・パン

イル・デ・パンはグランドテール島から国内線で南へ25分程度飛んだところにある島です。

ニューカレドニアでは一年を通して南東からの貿易風が吹いており、イル・デ・パンは特にその影響を受けやすいため、ダイビングポイントは島の北西部のガジ湾に集中します。

フィッシュウォッチングを中心にのんびり潜れるポイントが主体ですが、レオパードシャーク(トラフザメ)など大物が見られることもあります。

 

スケジュールなど

ニューカレドニアではボートダイビングが基本になります。

スケジュールとしては午前中に2ダイブのみ行うのがスタンダードなスタイル。午後から風が強くなることが多いニューカレドニアでは、朝早めにダイビングを開始します。

午後は陸上をのんびり散策し、ヌメアの街並やイル・デ・パンののどかな雰囲気を楽しむために使ってもいいでしょう。

ダイビングの難易度

ダイバーの比率

初心者20% 中級者30% 上級者50%

ニューカレドニアは日本人ダイバーがまだまだ少なく、特別感のある海のため、初心者の方は尻込みしてしまうダイビングエリアかもしれません。

比率で言えば上級者が多くなるのですが、実際はアンカーリングとドリフトダイビングの両方のスタイルで潜りますので、初心者から中級者まで、ニーズに合わせて楽しむことが出来ます。

大物が狙える場所を希望する場合、やはりドリフトダイビングが基本になるので、フリー(ヘッドファースト)潜降中性浮力はきっちりマスターしておきましょう。

代表的なダイビングポイント

ブラックマンタ

ブラックマンタ

パス・ドゥ・ブーラリ・アウト

ニューカレドニア・ヌメアを代表するポイントで、ブラックマンタが狙える場所として有名です。

広大なバリアリーフの一角にあり、マンタ以外にもヤイトハタやグレイリーフシャークがコンスタントに見られる大物ポイントです。

また、コンスピキュアスエンゼルフィッシュなどの固有種やレア物も豊富なので、一度の滞在で複数回潜っても飽きません。

なお、ブラックマンタを含め、マンタのベストシーズンは4-9月。

見られる生物

ブラックバタフライフィッシュ

ブラックバタフライフィッシュ

大きな魚ではマンタやマダラトビエイ、ロウニンアジ、ピックハンドルバラクーダの群れやギンガメアジの群れが見られる他、ヤイトハタ、アカマダラハタなど大型のハタが生息しているのも南太平洋エリアらしいですね。

深場の住人で日本では非常に珍しいニラミハナダイが水深25mくらいから見られるのも特徴です。ニューカレドニアならではの魚としては、ブラックバタフライフィッシュ、マゼンタストリークトラス、ペインテッドアンティアス、コンスピキュアスエンゼルフィッシュの他、エレガントゴビー、プリティテールシュリンプゴビーといったハゼも見られ、マニアにはたまりません。

陸上の楽しみ方

セント・ジョセフ大聖堂

セント・ジョセフ大聖堂

ニューカレドニアでのダイビング旅行をお考えの方は、街の散策やショッピングなど、海だけでなく陸の部分も楽しみにされている方が多いと思います。

ニューカレドニアはフランス領のため、ヌメアなどの中心地の街並は南欧のリゾート風。カメラを片手に散歩したくなるような景色が広がっています。

亜熱帯性の気候で気温も上がりますが、風が乾いており過ごしやすいため、陸上観光もばっちり楽しめるでしょう。

一方、島の原風景が残るイル・デ・パンにステイをする場合は、豊かな自然とメラネシアの人々の暮らしが溶け合う風景を眺めながら、のんびりするのが良いでしょう。

おすすめのお食事

エスカルゴ

イル・デ・パンの名物と言えばエスカルゴ。個人的にはあんまりなのですが、イル・デ・パンには固有種のエスカルゴが生息しており、島外への持ち出しは禁止されているため、ここでしか食すことは出来ません。イル・デ・パンに滞在するのであればいかがでしょうか。

ニューカレドニアの気温・水温・ウェットスーツの目安

 
気温の目安
水温の目安
スーツの目安
12-2月25-32℃26-27℃フルスーツ5mm
3-5月20-30℃25-28℃フルスーツ5mm
6-8月16-24℃22-24℃フルスーツ5mm+フードベスト
9-11月19-27℃22-24℃フルスーツ5mm+フードベスト

アクセス

ニューカレドニアへのアクセスは、エア・カレドニア・インターナショナル(エア・カラン)の直行便が便利です。成田・関空~ヌメア・トントゥータ国際空港の路線が就航しています。

出発空港
フライト時間
便数
成田8時間40分週5・6便
関空8時間45分週2・3便

やや遠方の地域という事もあり、ダイビングを含め旅行の手配は旅行会社を利用するのが一般的になっています。

基本情報

 
 
 
国名フランス領ニューカレドニア首都ヌメア
言語フランス語・英語公用語はフランス語だが英語も通じる。免税店や土産物屋さんでは日本語を話せるスタッフも。ヌメアを離れると、日本語・英語はほぼ通じなくなる。
通貨フレンチ・パシフィック・フラン現地では単にフランと言い、CFP,XFPと表記する。銀行やホテルで両替可。
ビザ・パスポート観光目的で滞在が30日以内ならばビザは不要パスポートは滞在日数+3か月以上の残存有効期間が必要
時差日本より2時間先行例)日本 15:00
ニューカレドニア 17:00
気候南国のイメージがあるが、四季があり、冬には気温も下がる。南半球のため日本とは反対の季節になる。湿気が少ない沖縄というような気候。
水道水を飲むことが出来るが、離島ではミネラルウォーターが無難。
電源・電圧220V/50Hz
プラグは日本とは違うので、変圧器とCタイプのアダプターが必要。

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