ダイバー的水族館の楽しみ方

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ダイビングをしていると、海に行っていない普段の日常でも、少しだけ海を感じて過ごしたいですよね。

そんな願いを叶えてくれる場所が水族館。ここでは、ダイバーになると更に広がる水族館の楽しみ方について紹介します!

アオウミガメ(水族館にて)

アオウミガメ(水族館にて)

ダイビングをすると水族館がもっと楽しくなる!

美ら海水族館(沖縄)や海遊館(大阪)など、水族館はノンダイバーからも大人気のレジャー施設です。旅先はもちろんのこと、都会にいながらにして、癒しや非日常といった感覚を味わうことが出来るのが魅力ですよね。

そんな水族館ですが、ダイビングを経験するとさらに楽しくなると言われます。単純にダイビングに行きたいけどなかなか行けないモヤモヤを発散させるのもいいですが、もうちょっと突っ込むと面白さが倍増するのです。

魚の名前を覚える

「魚の名前を覚えてもっとダイビングを楽しみたい!」というダイバーは多いと思います。生物の知識が無くてもダイビングは楽しいものですが、出会った魚の名前が分かるとコレクション的な面白さが出てきますし、他のダイバーとのコミュニケーションの幅も広がるでしょう。

水族館は魚の名前を覚える場所としては最適です。水槽という限られた空間内に目的の魚がほぼ必ずいて、すぐ近くに名前や生態が書かれているわけですからね。ダイビング中に魚を探したり、エキジット後に図鑑で調べることを考えると、だいぶ効率的良く魚の知識が手に入ると思います。

ただし、ひたすら魚の名前を頭に入れていくのは大変です。ダイビングでよく出会うのは、海全体で言えば浅場にあたる水深(0~30mくらい)に住む生物たち。水族館には深海(300m付近)の生物なども展示されていますが、そこまで名前をがっつり覚える必要は無いでしょう。

また、自分がよく潜るエリアの魚から見ていくのも効果的。沖縄のダイビングショップに通っているなら、南の海に住む魚たちが展示されている水槽を重点的にチェックすると良いと思います。

珍しい種類を満喫

水族館にはダイビングではなかなか出会えない珍しい生物が飼育されています。分かりやすいところで言うと、ジンベイザメマンタはダイバーと言えどもしょっちゅう見られるものではありません。

自然の海で直接見たいというのが本当のところだと思いますが、水槽越しに見るだけでもワクワク感を楽しむことが出来ます。それに、一般の人がただ「すごいなぁ」と思って見るのと、ダイバーのあなたが「いつかはダイビングで出会えるかも!」と思って見るのとでは、テンションの上がり方が違ってくるはずです。

それなりの経験本数に達しているダイバーになれば、なおさら立ち止まりたいエリアは増えてくると思います。マクロ系の生物は、一般客が素通りしてしまうところですが、ダイバーだからこそ分かるレア度があります。

例えば、マンジュウイシモチなどは日本では西表島や石垣島の一部でしか見ることが出来ません。見た目もカワイイ魚ではあるのですが、ダイバーから見ると、その感動はまた違ったものになります。

どの魚が珍しいのかなど、若干の予備知識が要るのですが、レア系生物をその目で見られるのは水族館ならではですよ。

マンジュウイシモチ

マンジュウイシモチ

水中写真の練習が出来る

実際の海ではなかなか写真を撮らせてくれない人気生物も、水族館でなら簡単に撮影できてしまいます。自然の姿ではないにしても、ひとまずあなたのデジカメのメモリーに憧れの生物の写真が入るわけですし、水槽越しでも実際の水中写真との違いはそこまで大きくありません。

水中写真のフォトコンテストに出品するのはマズいですが、個人的に満足して、携帯電話の待ち受け画像やPCのデスクトップの壁紙にするなら全然OKです。

また小さめの生物に関しては、特に写真撮影の良いシミュレーションになります。出来るだけ水槽に寄って、ピントを合わせたり、構図を変えたりして練習をしてみましょう。本物の魚を相手にカメラを構えると感覚がつかみやすく、実際の水中撮影にも活きてくると思います。

水族館でなら、水中撮影特有のダイビングスキルの難しさがありませんので、思う存分写真に集中できるはずです。ただし、(禁止の場合は)水槽に触れない、水槽を長時間独占しないなど、ルールやマナーは必ず守るようにしましょうね。

自然の海の素晴らしさを実感

日本の水族館の飼育員さんのレベルや環境は世界でもトップクラスですが、それでも自然の海の魚の方が生育状態が良いように感じます。体に厚みがあったり、色つやがあざやかだったり、健康状態が良かったりする(デキモノが無い、ヒレに欠けが無いなど)わけですね。

ちょっといやらしい感じもしますが、水族館を訪れることで、私たちダイバーが普段見ることの出来る、自然のままの生物たちが、いかに生き生きしているかということを実感できるのです。自分たちが恵まれているということを、そしてこの海の環境を大事にするべきだということを、理解する機会を水族館が与えてくれます。

なお自然の海の中では、エサが取れない弱いものや病気の魚は生き残れないため、私たちがダイビングで出会うのは必然的に状態が良い魚たちばかりだとも言えます。水族館の魚だからと言って、絶対に元気が無いというのは違うと思いますし、限られた条件の中でコンディションの良くない生物もいて、そこを人の手でケアしていく部分にこそ、飼育員さんたちの知識やスキルが表れるのだと思います。

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