初心者ダイバーのドリフトダイビング②エントリー

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ドリフトダイビングで重要なポイントの一つがエントリーです。エントリーから潜降までの序盤はテンポの良さが求められるところですので、ぬかりのない準備が大切になります。逆に言うと、良い準備が出来ていれば、初心者でも後れを取ることなくエントリーが出来るということです。

ここでは、ドリフトダイビングのエントリーの際のコツを解説していきます。

ブラックフィンバラクーダの群れ

ブラックフィンバラクーダの群れ

エントリーの前準備

ドリフトダイビングで潜るポイントでは、船上が揺れて不安定になることも多いです。外洋に面するために風向きに関係なく波が立ち、また流れの強さによってさらに波が高くなってしまうのですが、このような揺れがある状態では準備もなかなか大変です。

ブリーフィングも波の無いところで先に行われるか、ポイント到着後にシンプルに要点だけという形で、すぐに準備をしてエントリーに移っていくことが多く、初めてのドリフトダイビングではそのテンポの速さに少し戸惑うかもしれません。

何事も前もって

そこで、船の揺れが少ないうちに前もって出来る準備を終わらせておきましょう。ガイドの指示に従うことが優先ですが、以下の事をあらかじめ済ませておくと、ポイント到着後に負担が減るはずです。

ポイント到着前にしておきたい準備

  • マスクの曇り止め
  • グローブなど小物の装着
  • ウェイトベルトの装着
  • タンクのバルブ開放
  • カメラやアクセサリー類のセット
  • エントリー後の潜降に備えてBCDの空気は完全に抜いておく
  • エントリーの流れや潜降の仕方、水中の集合場所についてイメージしておく

BCDの空気を抜いておくという点は、エントリー後に即潜降となるドリフトダイビングならではの準備ですね。そして、ポイント到着前にブリーフィングがある場合には、内容をきちんと把握して、エントリーの流れや潜降後の集合場所などをしっかりイメージしておくことが大切です。ブリーフィングを聞き流していると、ベテランダイバーでもエントリーで慌ててしまう事があります。

ポイント到着後は、ガイドの動きを見ながら、実際の指示よりちょっと先回りをしてさらに準備を進めていくといいと思います。そしてエントリーの段階になったら、すぐに海に入れるようにしておきましょう。

何度か経験をして、ドリフトダイビングのテンポに慣れてくれば、準備のタイミングも分かってきますし、余裕を持ってエントリーを迎えられるでしょう。はじめはひとつひとつの準備をゆっくり確実に行うことを意識しましょう。そのためには、何事も前もってということが肝心です。

ポジション取りの大切さ

初心者ダイバーがドリフトダイビングのエントリーで意識したいのがポジション。利用するショップによっては大人数のチームになることもありますが、出来るだけガイドかアシスタントの近くでエントリーするのがオススメです。

水中でもそうですが、慣れないうちはスタッフがそばにいるだけでかなり心強いものです。初めからあてにしてしまうのはいけませんが、潜降スキルにまだ自信が無い場合は、エントリー前の段階からポジション取りを意識してガイドやアシスタントの近くにいましょう。「エントリーと潜降が心配なので見てて下さい」と一声かけておくと安心ですし、スタッフの立場からもそうやって申告をしてくれると助かります。

エントリーの方法

ドリフトダイビングも通常のダイビングと同じように、船の形によってエントリー方法は色々です。

ドリフトに使われるボートは、多くが大型のダイビング専用ボートで、船尾部分のフラットなラダーステップからエントリーするため、ジャイアントストライドエントリーが多くなるかもしれません。この場合は2,3人ずつ、間隔を空けずに次々エントリーしていきます。どうしても急ぐ雰囲気になりがちなのですが、器材と心の準備を事前にしっかりしておけば焦る必要はありません。

ちなみに、ドリフトダイビングではエントリー後にすぐ潜降に入るので、ジャイアントストライドエントリーの着水時にフィンで一かきして浮き上がる必要はありません。

和船・漁船タイプのボートでは、エントリー方法はバックロールエントリーになります。この場合は、各チームごとに全員が船べりに腰かけ、同じタイミングで一斉にエントリーします。

どちらのパターンでも、エントリーのタイミングが遅れてしまった場合には一人だけダイビングができなくなることもありますし、チーム全員が一度船に上がるということにもなりかねません。遅れずに海に飛び込めば、アシスタントの助けを借りて他のメンバーについて行くことも可能ですので、とにかく初めのタイミングを逃さないように。

エントリーに関しては各エントリー方法がマスターできていれば、大きな注意点はありません。エントリーそのものよりも、事前の準備段階でその成否が決まるという事です。

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