初心者ダイバーのドリフトダイビング⑥エキジット

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ドリフトダイビングでは、ダイビング中のダイバーをボートが海上で追跡して、浮上後に合流します。ここでは浮上してから、船にエキジットするまでの流れと基本的なコツや注意点を説明します。

一般的なボートダイビングのエキジットと共通する部分もあれば、ドリフトに特有の部分もありますので、ボートに上がるまでは油断せずにいたいものですね。

ボートからの風景

ボートからの風景

必ず水面から顔を出す

ドリフトダイビングで使用するボートは、船尾部分にラダー(ハシゴ)があることが多く、ほとんどの場合は後ろ向きにバックしながら近づいてきます。ボートは流れの上手から近づくことが多いのですが、流れが弱く風が強い場合などは流れの向きに関係なく、風下から接近を試みるケースもあります。

ダイバーが一人でも水面下にいる状態での接近は非常に危険であり、船長はダイバーのグループにボートを近づけられません。ボート上の船長から安全確認が出来るよう、また自分からもボートが見えるよう、必ず水面から顔を出すようにしましょう。エキジット直前にバラクーダの群れが出現、なんていう場面も稀にありますが、既にボート側がエキジット体勢に入っているのであれば、それに従うのがルールです。

チームでコンパクトにかたまる

水面上で小回りが利くのはボートよりも明らかにダイバーですので、船長がピックアップしやすいようにポジショニングを心掛けます。具体的には、チーム全員で小さくまとまり船の幅よりも広がらないようにします。ガイドを中心にして船の方を見ましょう。

ボートは後進でゆっくりと近づいてくるので、ダイバーは待機をします。動いている船に接近するのは危険ですので、こちらから近づくのは絶対にNGです。ガイドと船長がコミュニケーションを取り、船が停止体勢に入ると(通常は一時エンジンを止めます)ガイドからOKが出るので、ラダーへに近づきましょう。

ラダーを上がる

ラダーを上がる時の注意点

  • ボートには後進の惰性が残っている
  • ボートの下に入り込まない
  • 女性や年配の方から先に、テンポよく上がる
  • 器材は装着したまま、フィンも出来れば履いた状態で上がる

ボートのエンジンが停止しても、後進の惰性が残っていますので、ラダーに接触する際は衝撃を吸収するようにします。ドリフトダイビングをする海域は波が立ちやすく、ボートが揺れているケースもあります。接近時は上下する船の下に入らないように、またラダーや船底で頭部を打たないように気をつけて下さい。

ボートの大きさにもよりますが、一度にラダーを上がれるのは大体2,3人くらいずつ。女性や初心者、ご年配の方を優先的にエキジットさせてあげるのが紳士的です。その他のダイバーはガイドを中心にボートとの距離を保ち、順番を待ちます。

ボートもダイバーも流された状態でエキジットになるため、あまりゆっくりしている時間はありません。原則的に外すのはフィンのみで、その他の器材は身に付けたままでラダーを上がりましょう。波が特に無く、ダイバーの人数も少ない場合ならば、ラダーにヒザをかけた状態でフィンを外せます。しかし、波があると船が揺れるので、ラダーで時間がかかると落下やケガの危険が出てきます。そんな時はフィンをはいたままラダーを上るようにしましょう。慣れると簡単なのですが、フィン先を常に上に向け、横からラダーに差し込む感じで、足の裏をラダーの段に付ける事を考えるのがコツです。後ろにエキジットを控えているダイバーがまだいる場合は、スピーディーにラダーを上がることが思いやりですね。

エキジット後もラダーステップからは速やかに離れ、広いところで器材を降ろしフィンを外すようにします。

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