ダイビングインストラクターは1,2年目の経験が大事

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ダイビングインストラクターの仕事では1,2年目がとても重要です。

仕事を始めたばかりの頃は上手くいかないことも多いですが、この時期にいかに頑張るかで、5年後、10年後にあなたがどんなインストラクターになっているかが決まります。

ハナビラウツボ

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ベースをつくる時期

私たちの人間性が子供時代に作られるように、ダイビングインストラクターのベースは働き始めて1,2年目に出来上がります。この始めの時期を有意義に過ごせれば、正しくポイントを押さえた、ブレないインストラクターになることが出来ます。

例えば、ダイビングが大好きな人ほど、「生物をよく知っている人が実力のあるインストラクター」だと考えがちです。確かにそれも間違いではありませんが、優れたインストラクターは生物を見る前に人を見ています。そのゲストに合わせたケアや安全管理があってこその生物紹介ですからね。その辺りを知らずに育ってしまうと、独りよがりで、自分が気持ちいいだけのインストラクターになってしまうわけです。

この「人を見る」というのは超基本事項で、ほんの一例ですが、要するに仕事の本質部分を知るのがインストラクターの1,2年目なのです。「ダイビングインストラクターとはどうあるべきか?」なんて言うと小難しいですが、新人インストラクターにはそんなことを常に考えて成長して欲しいと思います。

インストラクターとしての良いベースづくりには、各個人の意識ももちろん大事ですが、働く環境(ショップ)も大事。ショップがどんなポリシーを持っているのか、どんな先輩がいるのかによって、新人君の未来は大いに左右されます。

自分のキャリアプランをきちんと考えて、それに合った就職先を見つけましょう。そして、ただ単純に頑張るだけでなく、どのように経験を積み重ねるかということも大切です。

インストラクターの現実を理解する

ダイビングインストラクターは1,2年目の離職率がかなり高い職業です。しかし、いくらなんでも1年そこらで辞めてしまうのはもったいないし、早すぎでしょう。自分の夢を中途半端にしないために、もう少し踏ん張るべきです。

そこで大切なのが、ダイビングインストラクターの職業としての現実を受け入れること。ゲスト側から見たカッコ良くて楽しそうなイメージの裏側には、地味でキツい現実があることを、目をそむけずしっかりと理解しましょう。

低賃金で長時間労働、雑用が多いし、やっと海に出れたと思ったら自分のミスがゲストの命にも関わりかねないシビアな状況…。ダイビングの仕事は楽しいことばかりではありません。それでも、やりがいは本当に大きいと思います。人に素直に感動を与えられる仕事はそうありません。あなたが選んだ(もしくはこれから選ぶ)のはそういう職業なのです。

そのことをまずは受け止めて、1年や2年くらいは頑張りましょう。全てはそこからです。

やりがいが分かってくるまでに時間がかかる

ダイビングインストラクターの仕事は、1,2年でその全てが分かるようなものではありません。そんな短期間で、「イントラになんかならなきゃ良かった」と言い切るのはおかしいですし、逆に「俺、イントラが天職っす!」と言うのもまだ少し早い気がします。

そもそも、ダイビングのガイド業務や講習業務などは短期間で身に付くものではありません。日々刻々と変化する自然の中で、しかも一人一人個性のある人間が相手なのですから、接客やガイドのパターンは無数にあるといっても良いでしょう。

ベテランのインストラクターでも、自分の経験を頼りに、「こういう海況でこういうゲストならこんな対処でいこう」という答えを出しますが、それでもうまくいかないことはあります。引き出しが限りなく少ない新人君イントラなら、失敗続きで上司や先輩に怒られてばかりかもしれません。

ダイビングインストラクターの仕事は、その基礎が出来上がるのに1~2年、応用が利くようになるまで最低3年くらいは必要だと思います。毎日コンスタントに海に入っていても、そのくらいかかるでしょう。本当の意味でやりがいが分かってくるのは真面目に3,4年働いてからです。

ダイビングの仕事を始めたばかりの状態では、向き不向きと言うよりは、どれだけ頑張れるかが大事です。頑張っていれば、やがてはインストラクターらしくなってきますし、それがこの仕事に向いているということなんでしょう。

今、イントラとして駆け出しの人に一つアドバイスするとしたら、「小さな経験でも絶対に無駄にしないように」ということです。上手くゲストを見れずに先輩から怒られたり、クレームが出たりすることもあるでしょうが、失敗無くして成長はありません。

特に引き出しの多さがものを言うダイビングの仕事では、失敗した経験こそが一番の財産になります。ただそのためには、「失敗したな~」だけで終わらせずに、ノートを取るなりイメージトレーニングをするなりして、二度と同じミスをしない覚悟で対策を練りましょう。

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