ダイビングインストラクターを目指して人生を失敗しないために

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ダイビングインストラクターになるためには、多くの人が時間やお金をかけ、仕事を犠牲にして努力をしています。それだけに、「インストラクターになんかならなきゃ良かった…」というような展開は避けたいところでしょう。

ここでは、ダイビングインストラクターを目指す上で、失敗を避けるためのポイントをご紹介します。

美しいサンゴ礁

美しいサンゴ礁

ある程度はダイビングをしてみる

もし、あなたが全くのダイビング未経験者なら、まずはダイビングを経験してみましょう。体験ダイビングでもいいですし、Cカード講習(ライセンス講習)でもOKです。また、Cカードを取ったばかりの人も、もう少しだけダイビングのことをよく知るように努力してみて下さい。

要は、「仕事にしても良いくらいダイビングを愛せるか」が重要になってくるため、全くダイビングを知らない状態で気持ちだけを決めてしまうのはリスクが大きいのです。恋愛を見た目の印象だけで始めてしまい、何かと問題が出てくるのと同じですね。イメージとは違い大変なことも多いダイビングの仕事ではなおさらです。

ダイビングスキルに関しては後からいくらでも上達しますし、センスの差は努力でカバーが出来ます。しかし、仕事内容やダイビングそのものが生理的に受け入れられない場合、ダイビングインストラクターを目指す時間やコストが無駄になってしまうかもしれません。

経験の浅い状態からプロを目指す決意をするのも良いですが、その時点で出来るだけダイビングの知識を身に付け、将来をイメージしておくことが大切です。

可能性を絞らない

ダイビングインストラクターになると決めたら、脇目を振らずに一直線という人もいると思うのですが、出来るだけ他の選択肢も残しておくべきです。特に20代後半以降からインストラクターを志す人は、それまでに築いてきた地位を捨てて本当に良いのか、何度も自問しましょう。

本当は「夢に向かってひたすら進め!」「逃げ道を用意するな!」と、熱く言いたいところです。しかし、ダイビング業界の人間からすると、現実を見て欲しいとも思うのです。ダイビングの仕事は確かに満足度の高いものですが、決して楽な仕事ではなく、1,2年しか続けられない人が多くいるのも事実なのですから。

本業としての仕事がある人なら、当面は仕事を続けながらインストラクターを目指す方法を取り、IDC/IE合格後も兼業としてダイビングインストラクターの仕事をする道を探すのも良いと思います。ダイビングインストラクターになれる専門学校に行こうと思っているのなら、4年制の大学に通う道は自分の中には無いのか、もう一度考えてみましょう。

ダイビングインストラクター以外の可能性があるという事実は、ある意味、あなた自身の能力の高さや恵まれた現状を表しています。それらを犠牲にしてもなお、ダイビングの仕事がしたいのかを冷静に自己分析をしてみるべきです。

将来の選択肢が幅広いショップを選ぶ

ダイビングインストラクターとして働く際に重要になるのが、最初の職場選びです。ダイビングの仕事のどの部分に魅力を感じているのか(講習なのかFUNなのか、ゲストとの関わりなのか自然界の探求なのか…)によって、あなたに合うショップは変わってきます。また、働くうちに本当に自分がやりたい分野が見えてくるというのもよくあるケースです。

ダイビングエリアは世界中に広がっており、その分だけダイビングショップの形は様々です。講習が得意で毎年何千枚もCカードを発行しているショップがあれば、ファンダイビングに特化していて生物に詳しいガイドが揃うショップもあるでしょう。都市型ショップや現地サービスというように、所在地によっても仕事内容やその性格は変わってきます。

これと言って興味のあるジャンルを絞っていない場合や、これから自分の適性を探っていきたいという人は、なるべく将来の選択肢が幅広くなるようなダイビングショップを選ぶのが良いと思います。講習はランクを問わず積極的に開催し、FUNダイビングや体験ダイビングもバランス良く行うショップがベターですね。

インストラクターとしての将来的なキャリアプランを考えると、一つのジャンルを専門的に行っているショップで働くよりは、最初は業務内容が多彩なショップの方が、進路の応用が利きやすいため有利になるでしょう。ただし、初めからやりたいことが明確な人や、実務経験を積んだ人に関してはその限りではありません。

続けられるショップを選ぶ

インストラクターの中には、1,2年だけ勤務しては職場を転々とする人もいます。一つのショップや海域での勤務経験が浅いと、仕事のスキルはなかなか身に付きません。ある程度の忍耐力をもって働き続けることが大切ですが、その一方で、安心して働ける環境があるショップを選ぶことも同じくらい大事になります。 特に重視したいのは次の三点です。

  • 労働環境
  • 人間関係
  • 育成体制

労働環境に関してはある程度厳しいのがダイビング業界の常識ですが、それにしても度を超えた長時間労働や、まさかの40連勤など、スタッフの健康に配慮しないような労働環境は間違っているとしか言えません。

また、信頼できる人間関係を築けるかも大事なポイント。新人時代は当然怒られることばかりですが、良い上司や先輩に恵まれれば、厳しい指摘を自分の成長につなげることが出来るはずです。

そして、スタッフの育成体制がしっかりしているかどうかも非常に大切です。売上を重視するあまり、形だけのトレーニングをして新人を早々に現場デビューさせるようなショップはいただけません。実践的な安全管理ができるようになって、初めて海でゲストを案内することが出来るのです。

プロ意識の低いダイビングショップに就職してしまうと、働いた数か月~1年間くらいが正直無駄になってしまうこともあります。「ダイブマスターまで無料でステップアップできます!」と言うような求人コピーだけに踊らされて、そのショップ自体を吟味しないまま安易に就職先を決めてしまうことは避けましょう。

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