ダイビングインストラクター、仕事の難しさ。

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ダイビングインストラクターはとてもやりがいのある仕事ですが、他の職業と同じく難しさはあります。インストラクターを目指すのであれば、その難しさを知っておいても良いと思います。

ハイビスカス

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安全面のシビアさ

ダイビングは、ダイバーそれぞれの自己責任が求められるレジャーとは言え、引率役のダイビングインストラクターには安全管理において一定の責任があります。特に体験ダイビングやCカード講習については余程のことが無い限り、安全面はインストラクターが責任を負います。

ゲストに海を楽しんでもらうためには、安全管理が必須で、何が起きても対処できるように常に緊張感は持っておかなくてはいけません。「ゲストに楽しんでもらうためには、まず自分が楽しむ!」という事を信条にしている人もいますが、ゲストの引率中にインストラクターが心の底からダイビングを楽しむことは出来ません。私が言いたいのは、インストラクターが楽しんではいけないという事ではなく、しっかりと一線を引いて、安全面をいつも意識しておくことが大切だという事です。エンターテイナーとして笑顔は必須ですし、逆に安全を追及するあまり、緊張感を表に出したりしてはいけませんよね。

厳しい労働条件

ダイビングインストラクターの労働条件は決して良いとは言えません。例外はありますが、賃金の割に労働時間が長いというのが実際のところです。ダイビング業界としては、この現状に甘んじていてはいけないのですが、なかなか向上していかない部分でもあります。

これまでゲストとしてダイビングをして来た人ならば、気付くところもあると思いますが、インストラクターの仕事は朝早くから始まり、ログ付け等があれば夜遅くまで続きます。当然ながら、ダイビングに直接関わらない仕事も多いです。肉体労働と接客業を両立させなければならないのが難しい部分で、ゲストには疲れたところやしんどそうにしているところは見せるべきではありません。

好きな仕事をしている分、全力を尽くす責任がありますし、妥協は出来ません。周りの人からも「あいつは自分が好きなダイビングの仕事をしてるくせに愚痴ばっかりだな」なんて言われたくないですよね。だからこそ、厳しい労働条件でも頑張らなくてはいけません。自身が下積みを経験したことで、気概を持っている経営者も増えているので、自分自身に厳しく努力できる人材には賃金の面でも応えてくれると思います。

社会的信用の無さ

残念ながらダイビングインストラクターの社会的信用度はあまり高くありません。ダイバーからは尊敬や憧れの目で見てもらえることがあるかもしれませんが、世間から見れば、「敬語が使えない」「チャラチャラしている」「経済力が無さそう」というようなイメージを抱かれているのは否定できません。一方的な部分はあるにしろ、そんなイメージがあるからこそ、インストラクターは人一倍礼儀正しく、爽やかでなければならないのです。

また、イメージだけでなく、実生活の部分でも不利を被ることがあります。それは、クレジットカードや住宅ローンの審査など、経済的な意味での「信用」を問われる場合ですね。ある程度大きな会社組織のダイビングショップで、正社員として少なくとも3,4年以上の勤務年数があり、それなりの給与をいただいていないと、なかなか信用を得られないケースも多いです。

海が好きだけでは出来ない

ダイビングインストラクターの仕事をしていく中で、「海が好き」「ダイビングが好き」という事はとても大切なのですが、それだけでは仕事を続けていくにはちょっと厳しいかもしれません。ダイビングインストラクターは何よりも「人が好き」でないと務まりません。

インストラクターといっても、1日の中でダイビングをしている時間は長くて3時間程度。その他は陸上で、ゲストと会話をしたり、ご要望に応える接客の時間です。どうコミュニケーションを取ればリラックスしてダイビングを楽しんでもらえるか、どう説明をしたら知識やダイビングスキルを習得しやすいか、などゲストとの対話に関する課題は尽きません。

コミュニケーションを取り続けることで、ゲストの潜在的なリクエストを見つけることが出来た、ゲストがそれまで出来なかったことを出来るようになった、そういうところにやりがいを求められることが大切です。

ダイビングインストラクターが海が好きなのは当たり前。他の接客業と同じですが、やはり「人と接する事が好き」だというのが一番にないとダメでしょう。ただし、苦しい時や辛い時は「海が好き」という気持ちがきっと支えになるはずです。

ダイビングインストラクターの適性を診断!

良いインストラクターであるためには、あなたにその職業適性(強み)があるかどうかも大切になります。自己分析などで自分の強みを知るためのツールとしては、「ストレングスファインダー」が世界的に有名ですね。

原則として、このストレングスファインダーを受診するには費用が掛かるのですが、大手転職サイトのリクナビNEXT では無料で、さらに細かくあなたの強みが診断できる「グッドポイント診断」というコンテンツがあります。

この診断で、「慎重性」「柔軟性」「継続力」「感受性」「バランス」「独創性」などの項目が強みとしてピックアップされれば、あなたにはダイビングインストラクターとしての適性があると言えるでしょう。

あくまで目安でしかありませんが、ダイビング業界はもちろんのこと、広い視野で転職を考えている人ならば受診してみると良いと思います。

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