デジカメ初心者は要チェック!水中と陸上の違い

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今やダイバーのほとんどが自分のカメラをもってダイビングを楽しんでいますが、皆さん水中で思ったように写真を撮ることが出来ているでしょうか。

ここでは、水中写真を撮る時に初心者が意識したい、陸上との違いを解説します。

ジョーフィッシュ

ジョーフィッシュ

デジカメ初心者ダイバーが押さえるべき水中と陸上の違いとは

デジカメが普及して、スマートフォンにも高機能なカメラが搭載されるようになりました。誰でも気軽に写真を撮れるようになったわけですね。

ダイバーにとってもデジカメはマストアイテムですが、水中では勝手が違います。陸上で写真を撮る時のようにうまくいかず、戸惑う人も多いはず。

陸上との違いという部分で、ダイビングでデジカメを使い始めたばかりの人が意識したいのが次の点です。

  • バランスの悪さ
  • 光が届きにくい
  • 浮遊物
  • 制限時間がある
  • 水没

では一つずつ見ていきましょう。

バランスの悪さ

水中写真のポイントの一つがバランスです。ダイビング慣れしていない状態では、バランスを保つことが難しいため、体がふらついてしまい写真はブレやすくなります。

写真の細かいテクニックが分かっている人でも、水中で良い写真が簡単には撮れないのは、このバランスに苦戦するからです。

まずは水中でのバランス感覚を身に付けましょう。そのためには何よりも意識が大事。ただボーっと潜っているのではなくて、「自分の重心がどちら側に偏っているのか」に敏感になることです。

また、ウェイトの個数を左右対称にしたり、BCDのベルトを水中で再度締め直すなど、器材にも気を使いましょう。

陸上撮影では体勢を固定することが簡単なので、バランスをそこまで意識することは少ないでしょうが、水中ではまずフラつかないことがポイントになります。

光が届きにくい

写真撮影の命とも言えるのが“光”ですが、水中ではこの光が吸収されてしまうのです。水深が深くなるにつれて暖色系(赤やオレンジ色)が吸収されて、10mも潜れば物は青味がかって見えるようになります。

つまり、写真を撮る時には原則としてストロボ(フラッシュ)を光らせることが必須になります。そうしなければ、全ての写真が青いガラス越しに見たような画になってしまうんですね。ストロボを使わずに色鮮やかな写真が撮れるのは、透明度が良い状態でも水深2,3mくらいまででしょう。

陸上での撮影ではストロボを使う機会も限られますが、水中では常に光を意識して写真を撮る必要があります。ケーブ(洞窟)の中から外の景色を撮る時など、あえてストロボを使わない場面もありますが、シャッタースピードが遅くなるので、それはそれでテクニックが求められます。

伊江島のケーブ

浮遊物

浮遊物も水中ならではの注意事項ですね。海の中には微生物や細かい砂の粒など、肉眼ではかなり気にしなければ見えないような浮遊物が、フワフワと漂っています。

これが問題で、何気なくシャッターを切ると浮遊物が白い粒のように写真に写りこんでしまうのです。ストロボの光に照らされて、小さな浮遊物が浮かび上がってしまうわけですね。

このため、外付けのストロボを使って光を横から当てるなど、ライティングを工夫したり、カメラから被写体までの浮遊物の数を少なくするために、出来る限り被写体の生物に近寄ることが必要になってきます。

制限時間がある

ダイビングでは減圧症エアー消費など、いろいろな事情で潜れる時間に制限があります。さらには、深い場所にはいつまでも滞在できないため、効率良く&集中して写真を撮ることが求められます。

陸上でも生物や電車・飛行機などを狙って撮影する場合には、なかなか粘って撮ることが出来ないと思いますが、水中写真はなおさらです。1回のダイビングの時間は、長くてせいぜい1時間程度。

一つの被写体にあてられる時間は数分といったところでしょう。一緒に潜るダイバーの人数が多ければ、1度のチャンスで3枚くらいしか撮影が出来ないかもしれません。

インストラクターや水中写真家など、プロレベルのダイバーになれば、融通をきかせて「一つの被写体に60分」といった極端なスタイルで写真撮影が出来ますが、多くのファンダイバーは、決められた時間内で出来るだけ良い写真を撮るために努力しています。

水没

ダイビングでの写真撮影に付き物なのが水没。陸上では雨天や水辺での撮影など、水没のリスクがあるシチュエーションは限られていますが、ダイビングではいつも気にかけておく必要があるくらいです。

水没を防ぐためには、何といってもハウジングのセッティングを慎重に行うことが大事になります。Oリングにゴミや砂、髪の毛などが付いていないかを確認し、適度にグリスを塗っておきましょう。

また、カメラに何事もなくエントリーできたとしても、水中で岩にガツガツぶつけていれば、水没の原因になります。ストラップで固定するだけでなく、出来るだけ手で持って移動するようにしましょう。

万が一カメラが水没してしまった場合、出来るだけ早く水から上げて乾燥させるべきですが、ダイビングには安全のための浮上手順があり、急ぐことが出来ません。

このため、一度の水没の被害が大きくなってしまうことも少なくないのです。もし撮影したデータまで破損してしまっている場合は、データ復旧サービスのピーシーキッドなどを利用してみて下さい。

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