水中写真上達のために、まずはダイビングのスキルアップを

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水中写真はダイビングの楽しみの一つですが、単純にカメラの知識があれば良い作品が撮れるというわけではありません。

ここでは、水中写真上達に役立つ考え方、特にダイビングスキルのとらえ方を解説します。

クロオビアトヒキテンジクダイ

クロオビアトヒキテンジクダイ

良い水中写真を撮るために大切なこと

良い水中写真を撮ろうと思ったら、次の2つのうち、どちらが近道でしょう?

  • 写真撮影の技術を磨く
  • ダイビングスキルを磨く

より大事なのはダイビングスキルです。水中撮影の上級者になるためには両方が不可欠ですが、ダイビングも写真も初心者という方の場合、まずはダイビングを自分のものにしましょう。

ダイビングスキルがある人は写真も上達しやすい

水中写真に関して言えば、陸上でのカメラ歴がそこそこある初心者ダイバーよりも、ダイビング歴がそこそこあるカメラ初心者の方が、良い作品が撮れるようになるまでの時間は短くなる傾向があります。

なぜなら、水中撮影のベースになるのがダイビングスキルだからです。プロカメラマンでもフルマラソンの完走直後はフラフラで上手く写真撮影が出来ないように、水中に潜った状態も同じことが言えます。水中環境に慣れていなければ撮影技術やセンスを活かす事は出来ません。

私はこれまで何度か、幸運にもプロ水中カメラマンと一緒にダイビングをする機会に恵まれましたが、一人の例外も無く、皆さん全員がトップクラスのダイビングスキルを持っていました。大きなカメラを持ちながら、バランスを崩してふらつくことなど当然ありませんし、激流の中でも負けずにグイグイ泳ぎ、これぞという写真を撮影してきます。良い写真の下地には、必ず優れたダイビングスキルがあるのです。

ダイビングスキルを磨ける時間は限られる

また、写真の基礎は陸上でも身につけられますが、ダイビングのスキルは貴重な休日を使って海へ出かけなければ習得できません。

ダイビングがそれなりに出来る人であれば、陸上でカメラの仕組みや扱いを勉強しておくことで、いざ海の中に潜った時に効率よく撮影スキルを磨けます。

反対に、すでに写真の知識や技術がある人が、陸上でダイビングスキルを磨くのはどうしても限界が出てくるわけです。ダイビングの上達で大事なことは、まず潜ることですからね。

水中で素敵な写真を撮るためには撮影スキル以前にダイビングスキルを伸ばすこと。そして、ダイビングスキルを一定レベルにまで上げるためには、限られた時間を使って、ダイビングに通い続ける必要があります。

水中写真に役立つダイビングスキル

上手に水中写真を撮るためのダイビングスキルについてはこちらのページで詳しく解説していますが、ここでも簡単に紹介します。特に水中撮影と関係が深いスキルが次の4つ。

  • 呼吸
  • 体のバランス
  • 浮力調整
  • フィンキック

まず呼吸は全ての基本になるスキルですが、水中写真では特に大切。ただでさえ姿勢が安定しない水中では、呼吸が乱れていては体がフワフワしてしまい写真どころではありません。エア消費や生物へのアプローチを考えた場合にも呼吸の安定は必須です。

次に挙げるバランスは、呼吸と密接に関係しています。適切な呼吸が出来ていることが水中で良いバランスを保つ最低条件ですが、呼吸以外にも、BCDのサイズ調整の仕方、体幹の鍛え方なども関連します。バランスが取れていないと写真は(特に水中では)ブレてしまいます。

浮力調整も良い写真を撮るためには必要なスキル。中性浮力が取れることを基本として、状況に応じて若干沈み気味にしたりというアレンジも大事です。自分の浮力の大きさを感じられるセンスが重要になってきますね。

最後にフィンキックですが、状況に応じた様々なキックの仕方をマスターしておきましょう。流れに向かって泳ぐ大物に寄せる場合のダッシュや、警戒心の高いハゼに近づくときの静かなキックなど、スキルが多彩なほど撮れる写真の幅が広がります。

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