初心者のためのトラブル対応-水中でバランスを崩した-

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ダイビングの経験が浅いうちは、水中でとにかくバランスを崩しやすいものです。

必死にバランスを立て直そうとすると、かえって上手くいかず苦しくなったりすることも。

ここでは、ダイビング中にバランスを崩してしまった際の対処について紹介します。

ニチリンダテハゼ幼魚

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考えられる原因

水中でのバランスというのは、ダイビングの総合的な技量を判断できる部分でもあります。

つまりバランスが崩れてしまうというのは、全体的にまだまだスキルアップの余地があるということになるのですが、特に原因と考えられるのは次のような点です。

水中でバランスを崩す原因

  • 姿勢が悪い
  • BCDが緩い
  • バランス感覚が未熟
  • 筋力不足
  • オーバーウェイト

姿勢が悪いというのは、立ち姿勢やヒザ立ちのように重心が高くバランスが崩れやすい姿勢になっているという事です。また、BCDのサイズが緩いと左右のバランスが崩れやすくなります。

仮に水中でこのようなバランスの悪い状態になっていても、ダイビングの経験が少ないうちは、その安定性の無さを感じられないことも多いです。

また、バランスをキープするために大切な「体幹の筋力」が足りないと、水中で体勢が崩れることも多くなるでしょう。

他にもオーバーウェイトのために姿勢が起きてしまい、バランスが悪くなることなども原因として挙げられます。

対処法

水中でバランスを崩してしまった場合は慌てないことが大事です。

多くの場合、もがけばもがくほど息が吐けなくなるため、体が浮いてしまい、体勢が一向に落ち着きません。

水底が近い場合はまず一旦肩の力を抜いて、着底してしまいましょう。安全が確認されているなら、ひとまずは背中やお尻から着底してもかまいません。

体勢が落ち着いたら、体を伸ばしてお腹を下にする姿勢を取ります。仰向けになっている場合は、片足で内側から外側へ一かきして、勢いを付けてからクルッと半回転しましょう。

潜降中にバランスを崩し、お尻から沈んでしまういわゆるヒップファースト潜降になっている場合は、まずは安全を確保すること。

水底の状況が分かっていない状態で、潜降スピードが速くなり過ぎるのは危険ですので、BCDに給気をして中性浮力を取りましょう。

その後は、上と同じ要領で体を半回転させて、正しい姿勢に持ち直します。

水中でバランスを崩した時の対処法

  • 慌てない
  • 水底にいる場合は、まず体を沈めてからうつ伏せ姿勢にリカバリー。
  • 潜行中であれば、中性浮力の状態になって体勢を立て直す。

予防法

予防法に関しては、水中でのバランスについて解説しているこちらのページを参照していただきたいのですが、簡単に述べると以下のような感じになります。

まず潜る前に注意すべきなのが、BCDのサイズ。ベルトで調節が効かないくらい大き過ぎるBCDは、水中でぶれやすくバランス面で不利に働くので、出来るだけピッタリしたものを使いましょう。

またウェイトの量も必要以上に増やさないように。腰が沈むと上体が起きやすくなり、頻繁に体勢の修正が必要になります。そして潜降時にはヒップファーストの原因になるのです。

そして水中では、常に重心を低く、お腹を下にするうつ伏せや腕立て伏せのような姿勢を心掛けておくとバランスが良くなります。中層では水平姿勢になりましょう。立ち姿勢などの縦の体勢はバランスの敵です。

あとは普段のダイビングで常にバランスを意識して、感覚を磨くとともに、いざバランスが崩れた時にもリカバリー出来るよう、最低限の筋力を付けておくことも大切です。

水中でバランスを崩さないための予防法

  • BCDは丁度良いサイズを使う。
  • 適正ウェイトで臨む。
  • 重心の低い姿勢を心掛ける。
  • 感覚と筋力を磨く。

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