万が一漂流してしまった時の対処法

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ダイビングでの漂流事故は毎年世界で何件か発生しています。確率は低いものの、ダイビングをしている限りはその危険はあります。

備えあれば憂い無し。万が一に備え、漂流してしまった時の対処法を覚えておきましょう。

ハナゴイの群れ

ハナゴイの群れ

メンバー同士で固まる

広い海の上では一人一人バラバラでいるよりも、複数人が固まっていた方が、発見の確率が遥かに高くなります。特に空からの捜索の際に効果があります。

また、人数がいることで、エマージェンシーグッズをシェアすることも出来、色々な種類のグッズが揃えば心強いでしょう。

それに共有できるのは道具だけではありません。ガイドやベテランダイバーから知識をもらい、捜索隊に見つかりやすい方法、疲労を軽減する方法などを実践できます。

そして、多くの漂流事故の経験者の方達が語っているように、メンバー間で励まし合うことで頑張れるというメンタル面の効果もあると思います。

何人かで漂流事故に遭ったなら、絶対に離れてはいけません

器材を捨てる

実際の事故に直面しなければ、大事な器材を捨てるなんて考えられないと思いますが、浮力の確保、体力の維持のためには、器材を捨てる選択は正しいと言えます。

問題は、状況に応じて何を捨てて何を残すか、ということでしょう。

まずはウェイトベルトを捨てるべきです。BCDに給気されていれば浮力は確保できますが、それでもウェイトが無いだけで体力的にはだいぶ楽になるはずです。立ち姿勢が取りづらくなって逆に疲れてしまうという場合も、上陸出来そうな場面等ここぞというタイミングでは、捨ててしまうのが良いと思います。

BCDは浮力確保の意味から、そして各種エマージェンシーグッズを取り付け・収納する意味から、捨ててはいけませんね。

判断が分かれるのが、レギュレーターとタンクです。大きくてかさばる器材は捨ててしまった方が動きやすくなるのですが、波がある場合は呼吸に役立つので簡単に捨てられません。もし私自身が漂流したなら、上陸のチャンスが来た時に、多少波があっても強引に上がれるよう、切り札的にとっておくかもしれません。

それ以外のマスク、スノーケル、フィン、スーツなどは必需品となります。

岸へ向かう

始めはダイビングボートが発見してくれる可能性を信じ待っているべきかもしれませんが、状況的に行けると判断をしたなら岸に向かって泳ぐというのも選択肢の一つです。

小さめの離島でのダイビングならば、流れの上手から見て島の裏側まで入れば、島側に向かう反転流に乗れる可能性も無くは無いでしょう。

ただし、陸地までの距離と流れの速さ・向きを考慮して、到達できる可能性が高い場合に決断するべきです。

判断力が重要になるため、海域を熟知したガイドレベルのダイバーがいなければこの選択は出来ません。一人だけで岸に向かう事はリスクが大きいです。

エマージェンシーグッズを使う

細かい状況がどうであれ、漂流している時に確実に有効な手段がエマージェンシーグッズを使うことです。

シグナルフロートやシグナルミラーで視覚的に、ホイッスルで音の面から発見の確率を高めます。また夜にはライトが活躍してくれます。

当たり前ですが、持っていなければ使えませんし、持っているだけで使ったことが無いというのも問題です。シグナルフロートをはじめ、一度は使って使用法を確認しておきましょう。

また通常の器材ですが、ウェットスーツも非常事態には改めて存在価値が大きくなります。温かい海でも、保温性の高いタイプのスーツを着ておくと、万が一の漂流時に体力を維持できます。

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