ダイビングスキル上達法-耳抜き②実践編-

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耳抜き①では、耳抜きが必要な理由やそのやり方を紹介しました。

ここでは、耳抜きが苦手という方向けに、耳抜きの成功率を高めるその他のポイントをご紹介します。

水中に射し込む光

水中に射し込む光

先手のタイミングで

耳抜きのやり方と同じくらい大切なのが、耳抜きのタイミングです。

「耳が痛くなったら耳抜きをする」と思っている人もいますが、これでは少し遅いです。耳が痛くなっているという事は、鼓膜の内側と外側で圧力差が大きくなり過ぎているという事で、つまりは潜り過ぎています。この状態では結構な力で中耳が収縮していて、鼻から耳へ空気を送っても耳管(耳と鼻をつなぐ管)が開きにくく、耳抜きはなかなか成功しません。

嫌がるところを無理に押し開こうとしても難しいので、耳抜きは痛くなる前に、まだ耳管のブロックが甘い段階で行いましょう。少し違和感が出てきたな、と思ったらすかさず耳抜きをします。

耳抜きが苦手な方の場合は、さらにもう一歩進んで、違和感が出てくる前に耳抜きにトライするのがおすすめです。水深が下がれば、まだ耳に違和感を感じるほどではない段階でも耳抜きは可能です。違和感らしい違和感でなくても、とりあえず何度も耳抜きを試みます。先手先手で耳抜きをしていくのがポイントです。

なお、耳が痛くなってしまったら、その場で耳抜きを頑張るのではなく、少し水深を上げて、痛みが無くなってから再開しましょう。

良い準備が良い耳抜きにつながる

先手ついでに、ダイビング前から耳抜きの下準備をしておくのもいいと思います。個人差があったり、俗説的なものもあるのですが、やらないよりは良いでしょう。

耳抜きは耳の周辺をある程度リラックスさせておいた方が成功しやすいので、顔や耳の下をマッサージすると良いという説があります。ダイビング前にアメをなめて、ツバを飲むことで耳抜きの予備動作を行っておくのも有効です。

個人的なおすすめは、海に潜る直前(ホントの直前であるほど良いです)に一度耳抜きをしておくこと。ここで一度成功させておくと気持ち的にも余裕が出来ますし、経験上ですが水中でも抜けやすいです。

無理をしない

耳抜き①のところでもお話ししましたが、正しいやり方がつかめていれば、耳抜きにはそんなに力は要りません。鼻をつまんで顔を真っ赤にしているようなケースは、力が入り過ぎです。

あまり力み過ぎていると、耳が抜けた瞬間に鼓膜を痛めてしまう原因になります。耳抜きが上手くいかない場合は、少し水深を上げたり、水面なら鼻をかんだりして、仕切り直しです。

耳抜きのコツは紳士が女性に接するように、「ゆっくりとやさしく」が基本なのです!

練習法

耳抜きの練習は陸上でも出来ます。ただ、陸上では原則周囲圧が一定なので、一度耳抜きが成功したら連続で次の耳抜きが出来ません(飛行機内等は別ですが)。

手軽に練習できるのがお風呂です。湯船にお湯を張って50cmくらいの深さになれば頭を底にもっていって耳抜きが出来ます。顔を上げてからまた潜ればまた耳抜きが可能です。

ただ、意外に気を付けていただきたいのが安全面。浅い所ほど溺水はありますし、狭い浴槽の場合はいざという時に身動きが取りづらいものです。スポーツクラブなどに通っている方ならプールでの練習がより良いと思います。

また、可能ならば耳鼻科に行くのも良い方法です。ただし、あなたの町の耳鼻科が必ずダイビングに精通しているとは限りませんので、情報収集を必ず行って、ダイバー向けに正しい耳抜きの指導をしてくれる先生を訪ねるようにしましょう。

耳抜きの練習アイテム

自宅でちょっとした時間を使って耳抜きの練習をしたいなら、オトヴェントがおすすめです。耳抜きに悩むダイバーなら知っている人も多い有名なアイテムですね。

風船に鼻で息を送り込むことで、耳抜きにベストな息み具合をつかむ練習用器具です。実際に耳鼻科の先生が推奨されるケースもあるくらい、実用性の高いものですので、耳抜きに困っているのなら購入してみても良いでしょう。

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