ダイビングスキル上達法-フィンキック-

(Sponsored Links)

ダイビングをするためには無くてはならない器材、フィン。ノンダイバーの方々には足ヒレと言った方が伝わるかもしれません。

フィンを履いて水中でキックをすると、普段よりはるかに大きなパワー(推進力)を生み出して、私達ダイバーは快適にスイスイ泳ぐことが出来ます。

ダイビング中、フィンを履かないで泳いだ(もしくは水中で脱げてしまった)ことのある人はご存知かと思いますが、ダイビング器材を装着した状態では水中での抵抗がかなり大きくて、フィン無しではほとんど進めません。

ここでは、正しいフィンキックの方法について解説していきます。

ホウセキキントキ

ホウセキキントキ

意外と多いフィンキックのお悩み

泳ぐためにとっても大事なフィンキックなのですが、これが今ひとつ上手く出来ないというのも初心者ダイバーに多いお悩みです。中には、効率的なフィンキックが出来ていない事を自覚していないダイバーもいます。フィンキックがけっこう適当でも、それなりには泳げてしまうのもその理由かもしれません。

正しいフィンキックが身に付けばダイビングは快適で疲れにくいものになりますし、ダイビングが上手に見えます。泳ぎがスムーズになれば大きな魚との出会いが期待できる潮の流れがあるスポットにチャレンジする機会に恵まれるかもしれません。

正しいフィンキックにはフィンの硬さが重要

良いフィンキックが出来ている時は、自分の足の力とフィンの硬さ(軟らかさ)がマッチしていて、無理なく推進力が生まれている状態です。この状態になるのに、最も重要なのはフィンの硬さ。

キックの仕方うんぬんよりもまず大事なのがフィンそのものなのです。フィンは素材や形によって、蹴りやすさ(水の抵抗)は変わります。軽く軟らかいフィンなら楽々キックできますし、硬く重めのフィンならキックにパワーがいるものの、1回のキックで進める距離は長くなります。

足の力が弱めの人が硬いフィンを履いてキックすると、足を振り下ろすダウンキックの時にフィンのブレード(水を受ける幅広い面)で水を押しきれず、膝がカクンと曲がってしまったり、足が開いてしまいます。逆に脚力の強い人の場合(どちらかというと少ないケースですが)は、軟らかいフィンではスカスカした感じになってしまいなかなか進まず、パワーを活かしきれません。

ダウンキックの時に「膝を伸ばしながらきっちり真下に蹴りこむ」という動きを、余裕のある状態で行えるフィンが、自分の脚力に合っているフィンです。そのようなフィンならば、自分の力で充分にしならせることが出来て、推進力も効率良く生まれます。

一度自分のフィンを選んでしまうと、そのフィンの硬さが標準だと思いこんでしまい、自分の脚力とフィンが合っているかなんて考えない人が意外と多いです。仲の良いダイバーやインストラクターがいるなら、休憩中にでもちょっと借りて水面で泳いでみるといいのですが…。

日本は物づくりが得意な国ですので、フィンも素材を組み合わせたりして、軟らかさも色々です。フィンキックが上手く出来ていないと思う方は、自分の脚力に合ったフィンを履いて正しいフィンキックにトライしてみましょう。

正しいフィンキックのやり方

効率の良いフィンキックの手順は以下の通りです。

  1. 体を水平にした状態から、片足を曲げながら上げていきます。この時足首は柔らかくしていてOK。
  2. 足が上がる動きに誘われるように、ヒザは曲がり、腿も少し上がります。
  3. 足首を意識して柔らかくしながら、振り下ろしていきます。この時、反対側の足は次のキックに備えて上げ始めます。
  4. フィンのブレードが水をとらえているのを意識しながら足を伸ばしていきます。

足をどこまで振り上げ、どこまで下すかですが、普通に歩く時に足が動く範囲くらいにしておけばいいと思います。もう少し高い位置から強く振り下ろすことでパワーがつきますが、瞬間的なダッシュが必要な場面で使う、ちょっと上級者向きのキックになります。

また足首を柔らかく使えていないと、ダウンキック時に足首が伸びません。つまりは、後ろへのパワーが働かないので効率良く進めない上に、水を捉えられないので泳ぐ姿勢が安定しません。

はじめは上手くいかなくても、ひとまず脚力に合ったフィンを履いていれば、ダイビング中に意識して泳いでいるうちに修正出来ます。

なお、新しいフィンは購入せずに、足の筋力を鍛えるという方法もありますが、かかる費用や時間を考えると、どちらが良いかは微妙なところですね。

フィンキックのスキルをさらにレベルアップさせたい方はこちらのページも参考にしてみて下さい!

【上手く&楽しく潜るためのページセレクション!】

「もっとダイビングを楽しみたい!上達したい!」というあなたにおすすめの記事を、閲覧数の多いものを中心に厳選しました。

このページの先頭へ