ダイビングスキル上達法-レギュレータークリア&リカバリー-

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ダイビング中、レギュレーターから口に水が入ってきたら…レギュレーターが口から外れたら…と言うトラブル時の対処スキルが、レギュレータークリアとレギュレーターリカバリーです。

そこまで難易度の高いスキルではありませんが、呼吸に関するものなので、油断していると思わぬパニックに発展します。

イッテンチョウチョウウオ

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レギュレータークリア

ダイビング中に笑ったりしゃべったり、口元が緩むとマウスピースと唇の隙間から、レギュレーターのセカンドステージ内に海水が入っていきます。このまま呼吸をすると、空気と一緒に海水も口の中へ入ってきてしまいます。

何だか口に水が入ってきたなと思ったら、レギュレータークリアの出番です。方法は2つ。

①強く短く息を吐く

この方法では、あまり優しく息を吐くと、水を出し切ることは出来ません。特にお子様や女性は強めというのを意識してやってみましょう。ロウソクの火をフッと吹き消すイメージです。水が完全にクリアしきれていない場合は、呼吸を再開した時にやっぱり口に水が入ってくるか、もしくはレギュレーター内で水がゴロゴロ動いている感じがすると思います。その時は熱々のスープを飲むように少し細く息を吸って、再度レギュレータークリアをします。2回やれば、ほとんどの場合は完全に水が抜けていきます。

②パージボタンを短く押す

この方法では基本的に息を吐く必要はありません。パージボタンを短く押すとレギュレーターに空気が一瞬流れます。その空気に飛ばされて、海水は外へ出ていきます。注意したいのは、パージボタンを押す場合は口の中にも水が多少入ってくることです。舌先で上の前歯の裏辺りを触るようにすると、レギュレーターから入ってくる海水をブロックできます。これを忘れてしまうと、喉の奥にまで空気や海水が届いてむせてしまう事もあります。

優先順位的にはまず吐く方法を

①と②の、どちらの方法でも水を出すことは出来ますが、おすすめはどちらかというと単純な①の方法。水が口に入ってきた時、息を吐く余裕がまだあるならまず、1度強く吐いてみましょう。肺の中に吐く息が残っていない場合はパージボタンを押すといいでしょう。

何はともあれ、まずはダイビング中は唇が開かないように気を付けることです。

レギュレーターリカバリー

ダイビング中にレギュレーターのホースがとがった岩や他のダイバーに引っかかったりすると、レギュレーターが口から取れてしまう事があります。呼吸手段が無くなりヒヤッとする場面ですが、すぐに苦しくなるわけでは無いので、落ち着いて対応しましょう。方法は2つあります。

①右腕を回す方法

レギュレーターがあるのは通常右側なので、右腕を振り回せば引っかかる可能性が高いくなります。右腕を伸ばして前、腰、後ろ、上、前と一周探してみます。この動きを右肩を下げた状態でやると真下も探しやすくなります。見えにくいところもしっかり探せるよう意識しましょう。普通は1回腕を回せばレギュレーターは発見できます。マスクをつけた状態では視野が狭くなるので、せっかく脇にホースが引っかかっていても気付かずに、さらに何回も腕を回してしまう事がありますので、脇から腕の先まで良く見て探すのがポイントです。

②ホースの根元から探す方法

腕を回してもレギュレーターを見つけられない場合や、狭くて腕を回せない場所などで有効です。まずは左手で背中のタンクの底を持って上に持ち上げます。するとレギュレーターのファーストステージが頭の後ろ辺りに来るので、右手で後頭部辺りを探ってみます。レギュレーター用中圧ホースの根元をつかんで、それを頼りにセカンドステージを見つけ出しましょう。体の硬い人は若干やりにくいですが、それでも確実にレギュレーターを拾える方法です。

注意事項

①、②どちらの場合でも、レギュレーターが水の中を漂うことになるので、回収後は必ずレギュレータークリアをして水を排出してから呼吸を再開しましょう。

レギュレーターリカバリーで最も大切なのは、レギュレーターを探している最中に、息を止めないようにすること。空気を大事そうにして全く吐かないと、万が一体が浮上してしまった際、肺の過膨張障害になる恐れがあります。小さな泡を少しずつ出しながら、レギュレーターを探すようにしてください。

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