ダイビングでのパニックを克服しよう!

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ダイビングはある程度リスクがある環境で楽しむスポーツですので、頭と体の準備が出来ていないと、ちょっとしたきっかけで不安に襲われます。

そうした不安が元で、ダイビング中にパニックになってしまった経験があり、またいつか同じようなことが起きるのが心配な人や、それ以来恐怖で潜ることが出来なくなってしまった人がいるかもしれません。

そこで、ここではダイビングでのパニックを克服するためのポイントを解説していきます。

オオアカホシサンゴガニ

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まずは原因を整理

パニックダイバーは、知識不足や圧倒的な恐怖心から、自分がどのような原因でパニックになってしまったか整理できていないケースもあります。

原因をはっきりさせて、根本的に解決しなければ、あなたのダイビング人生にはずっと不安が付きまといます。出来ればパニックを起こしたダイビングから時間をあまり空けずに、「なぜパニック状態になったのか?」を検証してみましょう。

パニックの原因

パニックの原因は、その人の性格や当時の海況によっても様々ですが、典型的な原因をいくつか挙げてみましょう。

  • (ダイビング的に)正しい呼吸が出来ていない
  • レギュレーターやスノーケルに水が入った
  • レギュレーターリカバリーで上手くレギュを回収出来ない
  • マスクに水が入った(鼻で水を吸ってしまった)
  • マスククリアをしても上手く水が抜けない
  • 水面で浮力確保をし忘れて体が沈んでしまった
  • 残圧がほぼゼロになっていることに気付いた
  • 水深が深くなってきて恐怖を感じた
  • 大きなサメに出会った

これはほんの一部で、パニックになる原因はダイビングのあらゆる場面に潜んでいます。しかし一方で、その原因が分かれば必ず解決法が見つかります。

もし自分で状況を思い出せないなら、パニック時に引率していたインストラクターに分析してもらうのも良いかもしれません。こういう時のためにも、日頃からダイビングショップやスタッフと親しい関係を作っておきたいですね。

パニックを克服する

ダイビングで起こるパニックのほとんどは、ダイビングスキルを磨いて、危機管理をしっかりすることで防げます。一度パニックを起こした経験があっても、それぞれのケースに合った練習や対策をすれば、克服はまず可能です。

例えば、水中で苦しくなってしまい、それがパニックに進行したのなら、まずは正しい呼吸法を再確認することからはじめ、息が上がるような無駄な動きが無かったか?極度に緊張していなかったか?などの可能性を一つ一つクリアにしていきます。

そして呼吸法中性浮力バランスなど、見つかった課題に合ったスキルを磨くことで、自信をつけていきましょう。少しずつで良いので、成功体験を積み上げていくことが大切です。

呼吸に不安を抱えているなら、ビーチポイントの足の着く浅場で呼吸の練習をすることから始め、水中で普通に呼吸が出来るようになったら、徐々に水深を下げていきます。

それから場所をボートに移し、今度は足のつかない場所でエントリーして、それでも呼吸を乱さないようにトレーニングしていきます。パニックを克服するには段階を踏むことが大事で、いきなり自分を追い込まないように気を付けましょう。

安心できる環境と人を選ぶ

上で挙げたようなパニック克服のためのトレーニングは、普段のファンダイビングで行うことは難しいです。

出来れば、馴染みのショップに相談して、マンツーマンでのリフレッシュダイブをさせてもらうのがオススメです。あなたのことをよく知るインストラクターに担当をお願い出来るならなお理想的ですね。

Cカード講習中にパニック体験をしてしまい、現在講習を中断しているという人は、マンツーマンでの講習日程を再度組んでもらい、講習の中でパニックの要因を克服していく方法もあります。

講習を開催したショップは、責任をもって最善の対応をするべきですので、ゲストであるあなたは気兼ねなく頼んで構いません。

もしインストラクターやショップが信頼できないなら、(そのショップでの講習が中断状態であっても)思い切って別のダイビングショップを探して一からやり直すのもアリだと思います。大切なのは、あなたが安心できる環境と人を選ぶことなのですから。

まとめと補足

ダイビングでのパニックを克服するには、しっかりとその原因を分析し、あなたが安心出来る環境で、少しずつ段階を経て課題をクリアしていくこと。遠回りのようで、これが一番の近道で、最も効果的なアプローチです。

また補足ですが、パニックの原因はダイビングうんぬんではなく、体と心の根本的な状態にあることも多いです。睡眠不足や運動不足、栄養不足がその代表的な例ですね。

脳内で不安やストレスを緩和する働きがある神経伝達物質・セロトニンは、充分な睡眠やたんぱく質の摂取によって作られます。

パニックになりやすい、ストレスを感じやすいという人は、ご自身の生活環境を見直してみるのも良いでしょう。また、セロトニン対策のためのサプリメントなども有効だと言われていますので、補助的に使ってみるのも方法の一つですね。

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