シニア(年配者)でもダイビングは上達する?

(Sponsored Links)

年齢を重ねると、新しい知識や技術を身に付けるのが難しく感じる方も出てくると思います。ここでは、シニア(年配者)の方がダイビングを上達するためのコツや考え方を解説します。

以下の内容は主にシニア層のダイバーさんに向けたものですが、スキルアップしたい一般ダイバーにも役立つ部分がありますので、ぜひご一読ください!

ツマジロオコゼ

ツマジロオコゼ

シニアダイバーの定義は色々ですが、最近は55歳以上の方をそう表すことが多くなっています。

(お時間がある方は、ダイビングと年齢制限のページもご参照ください。)

シニア世代でも上達は可能!

ダイビング業界を見ていて思いますが、今一番勢いのある世代がシニア層ではないでしょうか。どこの海でもある程度のシニアダイバーを見かけますし、何より心からダイビングを楽しんでいる雰囲気を感じます。

そんなシニアダイバーの皆さんも、もっとスキルアップをして、更にダイビングを楽しみたいと思ってらっしゃることでしょう。しかしその一方で、「今の年齢から上達出来るのか?」と疑問に感じているかもしれません。

年齢を重ねた方でもダイビングの上達は充分に可能です。ただし、年とともに物事の理解や飲み込みに時間が掛かるようなるのも事実。そこは若い人と同じペースで、と言うわけにはいきません。

シニアの方がスキルアップするためには、次の三点で特に工夫をしていくことがポイントになります。

  • ダイビングをする頻度
  • ダイビングに対する意識
  • 器材に対する意識

では詳しく見ていきましょう。

ダイビングをする頻度

ダイビングに出掛ける回数が増えれば、それだけ上達に繋がるのは当然のことですが、シニアダイバーの方は特にこの点に注目していただきたいと思います。

インストラクターとしてシニアの方のダイビング指導をしていると、「身に付いたはずのことを忘れてしまう」「一つのことを覚えるのに時間が掛かる」「頭で分かっていても体が動かない」という方が多いように感じます。

これは、記憶や思考の能力のほか、判断を行動に移すスピードなどが、加齢とともに低下してしまうので仕方のないことです。

このシニアの皆さんの弱点をカバーするには、ダイビングに出掛ける頻度を高めることが大切です。何度も海に潜って、同じことを繰り返し行えば、年齢にかかわらず大抵のスキルは身に付きます。

ダイビングの動きを普段の生活のように習慣化してしまうのです。なるべく間隔を空けずに、毎月1、2回はダイビングに通えるとベストですね。

若い人が1回でマスターすることに、5、6回を費やさなくてはいけないかもしれませんが、練習量さえ確保できれば上達は必ず可能です。

ダイビングに対する意識

様々な人生経験を積んでいるシニア層の皆さんは、普段は若い人たちに物事を教える立場だという方も多いでしょう。しかし、ダイビングを始めて、そして上達しようとなると、たくさんの知識やスキルをインストラクターから教わっていくことになります。

自分の息子や娘と同い年くらいの若者から教えを請うのは、戸惑うことかもしれませんが、上達に時間が掛かるシニアダイバーにとっては、インストラクターとの信頼関係が特に大事になるので、ぜひ謙虚かつ新鮮な気持ちで臨んでいただきたいと思います。

この点では、男性はプライドもあり、やや頑固な方もいるのに対して、女性の方が柔軟な傾向があります。元気なシニアダイバーに女性が多いのは、性格的な部分も関係しているんでしょうね。

また、年齢に関係なく大切なのが「上達を意識して潜ること」です。インストラクターに言われたことをただ繰り返すだけでは、上達までに更に時間が掛かってしまいます。自分なりに要点を整理した上で練習をするようにしましょう。

例えばフィンキックなら、「足首を柔らかく」「ダウンキックの時は水の抵抗に負けないよう真下に蹴り込む」など、いくつかポイントがあります。シニアの方は一度に全てを押さるのも難しいので、一つ一つ確実に課題を潰していく方が良いですね。

この意識次第では、若い人にも負けないくらい効率良くスキルアップが図れるはずです。

器材に対する意識

ダイビングは器材を使うスポーツですので、器材をどれくらい使いこなせるかが、上達の決め手になります。器材の使い方に習熟して、自分の体の一部のように扱えるようになれば一人前のダイバーです。

器材を使いこなすには、毎回同じ器材を使い続けることが大切です。フィンはメーカーや種類によって硬さが変わりますし、マスクも内容積が変わるのでマスククリアの感覚は違うものになるでしょう。

ほとんどのダイビング器材は、物によって使い心地が違うので、同じように潜っていてもどこかやりづらい部分が出てくるものです。

つまり、自分専用の器材を手に入れることが上達の近道になります。決して、器材を買わなきゃダメということではありませんが、スキルアップのことをはじめ、長い目で見ればお得な点が多いのです。

若い人の場合、使う器材が頻繁に変わっても、うまく対応出来ることが多いのですが、年配者の方になるとそれまで積み上げてきたものがリセットされてしまうこともよくあります。

器材を揃えるタイミングは人それぞれですが、シニアダイバーの皆さんに関しては、早い段階で自己器材の購入を検討してみても良いかと思います。

シニアダイバーには上達する環境がある

シニア層の方々は、ダイビングの上達に時間が掛かるのも事実なのですが、一方で根気よく続ければ、必ず上達出来る環境があるのも、またシニアの皆さんなのです。

年配者の方は経済的にも比較的余裕があり、また自由な時間が取りやすいという場合が多いと思います。お金が足りなかったり、仕事が忙しくてなかなかダイビングに行けないという若い人もたくさんいる中で、シニアダイバーの皆さんは恵まれているとも言えますよね。

上でも挙げたように、ダイビングに出掛ける機会を増やし、自己器材にもお金を掛けることが、シニアの方の上達のポイントになります。そして、自ずとそれが出来る環境が整っていることも多いと思いますので、ぜひ粘り強く続けて、ダイビングを生涯の趣味にしていただきたいものです。

【上手く&楽しく潜るためのページセレクション!】

「もっとダイビングを楽しみたい!上達したい!」というあなたにおすすめの記事を、閲覧数の多いものを中心に厳選しました。

このページの先頭へ