ダイビングスキル上達法-スキンダイビング-

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スノーケリングから一歩進んで、水中へ潜っていくスキンダイビング。装備こそ同じ、マスク、スノーケル、フィンのいわゆる3点セットですが、体の使い方が洗練されていないと上手に潜ることは出来ません。

大学や高校のダイビング部などでは、スクーバダイビングの基礎を鍛える意味でもよく行われていますが、一般のダイバーは講習中にちょっと経験したくらいの方が多いはずです。

スクーバダイビングよりも無駄な動きが許されないスキンダイビングの方が、より難しいと感じている人もいるのではないでしょうか。そう、スキンダイビングが上手くなればスクーバダイビングも自然と上達するのです。

サンゴ礁とツノダシ

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スキンダイビングのウェイト設定

スキンダイビングはウェイト量の設定がまず大事。沈んだら当然呼吸が出来ないですし、水面でのトラブルがすぐに溺れにつながるからですね。

大原則として、水面では必ずプラス浮力になるように調整しましょう。5mmのウェットスーツ(フルスーツ)であれば2kgくらい。3mmであれば1kgか、もしくはウェイト無しでも良いと思います。

なお、ウェイトベルトはすぐに捨てれるようにしておくのもポイントです。ベルトの端はいつもブラブラさせておき、いざという時にさっとつかめるようにしておきます。

ウェイトベルトの捨て方

  1. 右手でベルトの端(ブラブラしている側)をつかんで、バックル側へ引っ張れば、バックルが外れる。
  2. 右手の親指をベルトと体の間に入れて、ベルトをバックルから完全に抜くように引っ張る。
  3. ベルトがバックルから抜けたら、ベルトを捨てる。

一連の動作は片手で、なおかつ目をつぶっていても出来るようにしておくと心強いですね。

ジャックナイフ(ヘッドファースト潜降)のやり方

スキンダイビングの何が難しいかと言うと、それはジャックナイフと呼ばれる潜降方法。頭から水中へ潜っていくのでヘッドファースト潜降とも言われ、こちらの方が馴染みがある名前かもしれませんね。

スキンダイビングは基本的にウェットスーツにウェイト1,2kgというプラス浮力で行うので、水中に潜っていくにはこの浮力の壁を乗り越える必要があります。そしてそのために、水の抵抗を最小限にすることが求められるわけです。

つまりは頭を下に向け、足を上に上げることで体を縦に真っ直ぐにして水中に入っていくんですね。では、ジャックナイフ(ヘッドファースト潜降)のやり方を順序立てて説明します。

ジャックナイフ(ヘッドファースト潜降)の手順

  1. 水面にうつ伏せに浮く。
  2. 視線はおへその真下あたりの水底。
  3. 大きく息を吸ったら、目は水底を見たまま頭を真下に潜りこませる。腰を曲げて体を直角にすることを意識。
  4. 足を真上に持っていき体を縦にするイメージ。
  5. 足の重みで体は更に真下に進んでいく。
  6. 足が沈みきる前くらいのタイミングで水底に向かって手で大きくひとかき。
  7. 落ち着いてキックをして水底に向かう。

スキンダイビングが苦手な人は3.と4.の辺りを集中的に練習するといいと思います。初めはちょっと意識して、無理やりにでも足を真上に上げるようにすると、潜っていくイメージがつかみやすいと思います。

コツとしては腰を曲げた時に膝も曲げ始め、足を上げる準備をしておくこと。水面で体を縮めて前回りする感じでしょうかね。体がクルッと回って頭が真下に入ったら足を真上に伸ばすというふうに。スムーズに体が動くようになると、腰を曲げた流れで自然と足が上がっていきます。

潜降さえ出来れば、あとは潜るにつれて浮力は徐々に小さくなっていくので、動きが取りやすくなっていきます。

スキンダイビングとメンタル

潜降が出来るようになった後のスキンダイビングの課題は、いかに長い時間水中に滞在できるかです。

無駄な動きや心の乱れは、二酸化炭素を多く発生させて、脳に苦しさを訴えます。深くまで潜ろうとするあまり、フィンキックが強くなってしまうと逆効果。焦らず心を無にしてキックした方が、意外と深いところまで潜ることが出来ます。

補足:

とは言っても、浮力の大きい水面付近ではそれなりのパワーが必要で、ゆったりフィンキックにギアチェンジするのは浮力の抵抗が小さくなってから。ざっくり言うと水深2~4mくらいです。

スキンダイビングはスクーバダイビング以上にメンタルの影響を受けやすく、少しでも不安が心をよぎると苦しくなってきます。メンタル強化のコツとしては普段から息ごらえの練習をして自信を付けることです。

ただ単に息を止めるだけでなく、どれくらい止めていられるかのタイムを計った方が、具体的な数字として結果が分かるので、より自信がつきます。

常識的なスキンダイビングであれば、30秒~1分あれば水中を楽しんで上がってこれますので、陸上で2分間くらい息ごらえが出来れば充分だと思います。

スキンダイビング向きのフィンは?

スキンダイビングに合うフィンは軟らかめのものがおすすめです。というのも、使える空気と時間が少ないスキンダイビングでは、なるべく水の抵抗を小さくして泳ぎたいので、硬かったり幅の大きいタイプのフィンは不向きなのです。

細身で軟らかいフィンを使って、腰から足先までをしならせつつ振れ幅の小さなキックが出来ることがポイントになります。このキックを流れるように左右連続して行えば、水中での抵抗を小さくしながらスイスイ潜っていけるはずですよ。

具体的におすすめのフィンを上げるとしたら次の二つでしょうかね。

GULL ワープフィン

プロレベルのダイバーも愛用する一品で、その長さが特徴的。しなりを最大限に活かしながら泳ぐことができる点がスキンダイビング向きです。

色によって硬さが違うのですが、レッド(やや硬め)かイエロー(普通)あたりだとスクーバでもスキンでも使い勝手が良いでしょう。

ただ、慣れるまでは陸上&水中ともにその長さに戸惑うはず。また、フィンの曲り具合を頭でイメージしながらキックが出来ないと、ワープフィンは宝の持ち腐れになってしまうかもしれません。

GULL MEW(ミュー)

スクーバダイビングでも広く愛用されているMEWですが、スキンダイビングでも活躍してくれます。ラバー素材でありながら軽く、いい感じに沈むため、水面でも水中でも脚が動かしづらいということがありません。

スキンを意識するならソフトミューでも良いのですが、ノーマルのミューの方が万能性がありますし、キックの仕方でソフト的にも使えますからね。ここではノーマルミューを押しておきましょう。

スキンのフィンは足との一体感を重視

意識したわけではありませんが、スキンダイビングにオススメのフィンは二つともフルフットタイプになってしまいました。

やはり、出来るだけ抵抗なくスムーズに潜降していくことが大切なので、足との一体感があるフィンが良いわけです。ただし、サラサラの砂浜やボートからエントリーする場合でなければフルフットは厳しいですね。

また、スキンダイビングだけを専門にやる人はあまりいないでしょうから、普段のスクーバ用としても気持ち良く使えるものがいいと思います。

スキンダイビングと耳抜き

スキンダイビングをする時の難敵が耳抜きです。頭を下にする姿勢だと、若干耳が抜けづらくなるのが普通です。しかも耳抜きが苦手な人の場合、スキンダイビングは時間的制約があるため、耳を抜くことがなおさら難しくなってきます。

そういった場合は、まずは通常のスクーバダイビングで耳抜きの精度を上げ、ある程度の自信が付いてからスキンダイビングに挑戦すると良いでしょう。

スクーバでもスキンでも言えることですが、耳が抜けにくい人ほどこまめな耳抜きが重要になります。常に手を鼻をつまんでいるような意識で連続して耳抜きをしていけば、水深5mくらい(慣れればもっと)のスキンダイビングは普通に出来るようになると思います。ただスクーバダイビング同様、無理は禁物ですよ。

息ごらえの癖を付けない

スキンダイビングに慣れ過ぎた場合、通常のスクーバダイビングで息ごらえをしないように気を付けなければいけません。ダイビングで息を止めた状態で浮上をすると、肺の過膨張障害を招きますので、スキンダイビングとは区別をする必要があります。

スクーバダイビングの呼吸がある程度体に染みついている場合は良いのですが、昔から素潜り(スキンダイビング)をよくやってきた人がスクーバダイビングを始める場合は注意しましょう。

スキンダイビングが上達しやすい体型は…

冗談では無く、スキンダイビングは体型によって上達が左右される傾向があります。

上達が早いのはスリムですっきり体型の方々。身長に関しても大きすぎない170cm台前半くらいまでの方が、すぐにコツをつかんでメキメキと実力をつけます。

そして申し上げにくいのですが、「ぽっちゃり」や「大きめ」、ずばり「太め」といわれる方々は、スキンダイビングを苦手とされることが多いですね。特にヘッドファースト潜降(ジャックナイフ)がこの上なく不得手なようです。

体が大きめの方は普段のスクーバダイビングでも、ウェイト量が多めになりがちですよね。そのため、スキンダイビングでの1,2kgのウェイトでは心理的にもなかなか潜降がうまくいかないのです。

ウェイト数を増やせば何とか潜降出来ても、その後水面に自力で戻ってくることを考えると、やはりリスクが大きいのでそれは現実的ではありません。

また、純粋なスキルの面から言っても、大きめ体型の方々はジャックナイフがやりづらくなってしまいます。

水面で体を縮めたり、折り曲げたり、脚を水面方向に伸ばしたり…という動きを滑らかに行う必要がありますので、どうしても体の大きさや重さがハンデになってしまうわけです。

ライザップをはじめ、CMなどでダイエット系のジムがメジャーになってきたので、堂々とダイエットが出来る良い時代になりました。体を絞ることは、ダイビング以外の面でもメリットばかりだと思いますので、これを機にチャレンジしてみても良いかと思います。

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