スキル上達法-ビーチでのエントリー-

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ビーチダイビングは岸から歩いて海へ入り、ほとんどの場合足の付くところからダイビングを始められるので、初心者ダイバーにも優しいスタイルと言えます。

基本的にはコンディションの穏やかなダイビングポイントを選んで潜っていくのですが、少々の波でも慣れていないとエントリーが難しく感じてしまうことも。

エントリーでつまづくと、ちょっとしたストレスを抱えてダイビングを始める事にもなりかねません。ここでは、ビーチエントリーのコツを解説します。

ウスモモテンジクダイ

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エントリー前の準備

まずエントリー前に陸上で準備しておきたいのが次の3つ。

エントリー前の準備

  1. BCDにエアを入れておく。
  2. スノーケルかレギュレーターをくわえておく。
  3. マスクを着けておく。

1.に関しては、BCDがパンパンに膨らむまで入れると動きづらいので、半分程度でいいと思います。適正ウェイトをしっかりと計れているなら、1/4くらいでも浮力は充分確保できます。2.と3.に関しては、海底が砂地などの平坦な場所で、コンディションが穏やかであれば海に入ってから腰くらいの水深で行う場合もありますが、浅場で転倒したりして、呼吸と視界を確保出来ないと事故につながる恐れもありますので、安全面を考えれば1.-3.を全て行った方がいいですね。また波がある状態ならスノーケルよりもレギュレーターをくわえてエントリーしましょう。

スマートなビーチエントリー

いつも水面がベタベタで穏やかな海ならエントリーもしやすいのですが、そこは自然のフィールドですので、波がある時だってあります。また一見して穏やかな海でも、陸上と海底の地形の影響から、エントリー地点だけは波が立っているということも。そんな状況ではダイビングスキルが問われるとともに、スピーディーな身のこなしがとても大事。無駄なくスマートにエントリーを決められるように、以下のポイントを抑えたいものです。

波を見る

まず大前提として、ダイビングが可能な海況かを判断しなくてはいけません。ガイドが一緒に潜るなら判断はガイドが行うはずですが、バディと二人で潜る場合などは自分たちで状況を見極める必要があります。基本的に、ダイビングするかどうか迷うくらいのコンディションなら、止めておいた方がいいですね。

ダイビングが可能で、いざエントリーという段階になっても、ただ海に入っていけば良いというわけではありません。波には周期があって、大きな波がザブザブ続いた後には、小さな波がパシャパシャ入ってくるので、小さな波の周期の時に素早くエントリーしてしまいましょう。波の周期は1,2分間程度なので、のんびりしていると大きな波がやってきてしまいます。短時間で準備をして泳ぎ始めることが出来ればエントリーは成功と言えますね。

波をうまく受ける

波はあくまで自然の要素なので、いくら周期を読んでも大きな波を受けてしまったり、タイミングが合わない場合が出てきます。波を被るくらいのコンディションの時は、スノーケルではなく初めからレギュレーターをくわえておきましょう。波に強い姿勢は横向きの前傾姿勢。カニ歩きで沖側に歩きながら、波を受けるタイミングで立ち止まって踏ん張ります。足に力を入れつつも膝は曲げて、バランスが崩れにくいように。強い波の場合は少し体を起こして、波に体を預けるように背中で受けると体勢を保ちやすいです。

フィンを素早く履く

エントリーで一番手がかかるのがフィンの装着です。というよりも、フィン以外のマスクや呼吸源はあらかじめ装着した状態で海へ入れるので、フィンさえスムーズに履ければ、すぐにでも泳ぎ始めることが出来るんですね。バディと協力するのが一番確実なのですが、いざという時のために手を借りずともサクっと履けるようにしておきましょう。

潮の干満の関係もありますが、フィンはあまり浅すぎる場所では履きづらいので、腰から胸くらいの水深があるところを選ぶのがポイント。出来れば片手でフィンが履けるようにしておくと、片手が空くので岩やバディにつかまったりして安定感が得られます。右手で左足のフィン、左手で右足のフィンを装着するのが基本です。フィン装着の一連の動きを陸上でシミュレーションをしておくとスピードアップにつながります。その際、予めフィンのストラップをジャストサイズに調整して、エントリー時にはストラップを踵に掛けるだけにしておくと更にスムーズです。

ガイドやバディとの打ち合わせが重要ですが、前傾姿勢で各自フィンを履き、履き終えたらその姿勢のまま海底を蹴るようにして泳ぎ始めると、多少の波でも揉まれる時間を最短に出来ます。またフィンを履いている最中の視線ですが、足元ばかりでなく前から来る波や周りの岩場も見ておきましょう。

エントリーのパターン

ビーチポイントは場所によって地形が様々で、エントリーの手順も変わってきます。

浅い水深が続く場合

浅い水深がしばらく続いて、すぐにはスムーズに泳ぎ出せない場合は、フィンを持って浅瀬を歩き、せまて太腿か腰くらいの水深があるところまで行きます。波が小さめの時を見はからって、しゃがんで片膝を付く形になってフィンを履いてしまいましょう。水深が50cmもあれば泳ぐことは出来るはずです。

すぐに深くなる場合

エントリー直後に足が付かない程度の水深をとれる場合は、足場が安定しているならフィンを履いて、ペンギン状態でエントリーしても良いでしょう。足場がデコボコしているなら、フィンで歩くのは厳しいため、手に持ってエントリー。胸くらいの水深のところで履くのもいいですが、浮かんで履くのも意外とスムーズです。

手すりやロープがある場合

手すりやロープなどのつかまるものがある場合は、フィンを履いてエントリー出来ます。ロープにつかまる場合は、体重を完全に預けてしまうとバランスを崩すこともあるので、あくまで自分の体は自分で支えることを意識して、ロープは保険として考えましょう。

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