ダイビングスキル上達法-バックロールエントリー-

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ダイビングの楽しさを120%味わうには、ボートダイビングは欠かせません。

そのボートダイビングでの代表的なエントリー方法がバックロールエントリー。船べりに腰かけた状態から、海へ入っていくスタイルですね。

ダイバーなら誰もが知っているエントリーですが、実はよく分からないまま何となくやっていたり、やり方を勘違いをしている人も意外といます。

シリキルリスズメダイ

シリキルリスズメダイ

どんな状況で使う?

使用するボートに応じてエントリーのスタイルは変わるのですが、近場の海からリゾートまで、割合的に一番多いのがバックロールエントリーだと思います。ノンダイバーの皆さんも、ダイビングと言えばバックロールエントリーをイメージする人がいると思います。

バックロールエントリーはどちらかと言えば、ダイバー4,5人と船長が乗るような小さな船に向いているのですが、それよりも大きな船でも使うことはよくあります。基本的に水面からの船べりの高さが80cm位までの場合が一番やりやすいとされていますが、1mくらいある船でもバックロールエントリーを指定される事も。最も普及していることや、日本に多い漁船タイプの船では他の方法が取りにくい面もあるため、なんだかんだでバックロールエントリーは主流となっています。

バックロールエントリーをする前の準備

スクーバ器材を背負って船べりに腰かけたら、マスク・フィンを付けます。先に腰かけた状態でマスク・フィンを付け、スクーバ器材はスタッフの補助を受けて座ったまま背負うこともあります。

エントリーに備えてまずはBCDに空気を半分程度入れておきます。ばっちり適正ウェイトの場合は1/4くらいでも大丈夫です。そして、ゲージやオクトパスは船べりの内側に引っかからないよう、予め船べりの外側へ出しておくか腿の内側にまとめておきます。 また、安全確認として、自分の着水地点付近に他のダイバーがいないか充分に確認しましょう。

エントリー前の準備

  • BCDへ給気する。
  • ホース類を船べりの外へ出すか、腿の内側にまとめる。
  • 着水地点にダイバーがいないか確認。

スマートなバックロールエントリー

 

バックロールエントリーのコツとしては次のようなものがあります。

前かがみ

自分のおへそを見るような感じで、体は前かがみにした方が、キレイにエントリーすることが出来ます。体が起きていると落下時に遠心力が働きやすく、頭から海に落ちたり、着水後に一回転してしまうことがあります。回転するのが正しいスタイルだと思っている人がいますが、バックロールエントリーでは回転はしません。

顔の前後を手で押さえる

着水時にマスクとレギュレーターがずれたり取れたりしないよう、手を当てて押さえておきます。顔の前側は片手でマスクとレギュレーターを一緒に押さえるため、手は横向きでは無く、必ず縦向きにしましょう。たまに、後頭部のマスクストラップを押さえない人がいるのですが、着水直後にストラップがずれているケースも見かけます。大きめのカメラを自分で抱えてエントリーする場合以外は、後頭部にも手を添えましょう。

着水した後も、マスクとレギュレーターの位置に異常がない事が分かるまでは手を離してはいけません。後頭部のストラップは特に、ずれていても気付かない場合がありますので注意しましょう。

自然に落ちる

バックロールエントリーという言葉の印象からか、勢いをつけて回転しようとする人が意外と多いのですが、バックロールエントリーはそんなにアクロバットな感じではありません。上でも書きましたが、回転しようとすると、頭から落下したり、水中で一回転すると船の下に頭が入ってしまうこともあって危険です。 正しい形は、船べりに腰かけた状態で、ジワジワとお尻歩きで船の外側へ体を移動させていき、重力によって自然と体が落下していくようなイメージです。回転を意識することは無く、あくまで落ちていく感じですね。

着水後は船から離れる

船が大きく揺れている場合などは、着水後に船の近くにいると頭に怪我をする危険があります。1~1.5mくらいは距離を空けるようにしましょう。エントリーしたら船から離れるように1キックしてから浮上するとより安全です。カメラを船上のスタッフから受け取る場合も、少しでいいので遠目から様子をうかがいます。

なおエントリー後に潜降ロープに向かって泳ぐ時は、船の揺れを警戒する以外にも、他のダイバーがエントリーしてくることがありますので、船からは距離を取るようにしましょう。

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