ダイビングスキル上達法-ジャイアントストライドエントリー-

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ジャイアントストライドエントリーはボートダイビングでのエントリー方法として、バックロールエントリーと並びメジャーな存在です。

立った状態から大きく一歩踏み出すようにして、足から海に入っていく方法ですね。バックロールエントリーと合わせてコツを覚えておけば、ほとんどのボートで対応できます。

イスズミの群れ

イスズミの群れ

どんな状況で使う?

バックロールエントリーよりも、水面までの高さがある場合に適しています。ただ実際は、使用するボートの形次第という部分もあって、水面が近くてもジャイアントストライドエントリーで入ることも多いです。

また小さい船でジャイアントを使うとかなり揺れてしまうため、20人前後のゲストが乗れる比較的大きなダイビング専用ボートなどで主流になっているエントリースタイルです。

沖縄や海外リゾートなどに多い大型ボートでは、船尾部分(ラダーステップ)がジャイアントストライドエントリーに適したフラットなエリアになっています。

またビーチダイビングの場合も、防波堤や1mくらいの高さのある岩場からエントリーする場合はジャイアントストライドエントリーがよく使われています。

ビーチの場合は特にですが、その場所がある程度水深(2mは欲しいです)がある場所なのかを予め確認しておきましょう。

ジャイアントストライドエントリーをする前の準備

船尾から2,3人ごとにエントリーするスタイルのボートでは、ゲストの人数が多い場合は特に、自分だけでエントリーエリアを占領してはいけません。自分の器材がある場所で出来る準備は全て終わらせて、器材を背負った状態でエントリーに向かいます。あとはフィンを履くだけ、という状態にしておくとスムーズにエントリーが出来ます。

エントリー直前の準備は、ボートでの他のエントリー方法とほぼ共通になるのですが、立ち上がった状態でBCDに給気をし、ホース類は全て体の前側に来るようにします。ボートが風で振られて円を描くように左右に動いていたり、潮の流れがある時には先にエントリーしたダイバーが急に自分の真下に現れる場合もありますので要注意です。

エントリー前の準備

  • BCDへ給気する。
  • ホース類を体の前側にまとめる。
  • 着水地点にダイバーがいないか確認。

スマートなジャイアントストライドエントリー

ジャイアントストライドエントリーのコツとしては次のようなものがあります。

顔の前後を手で押さえる

顔の方は手を縦向きにしてマスクとレギュレーターを一緒に押さえ、後頭部もストラップがずれないように押さえておきます。ジャイアントストライドエントリーの場合は、立ち姿勢でゲージとオクトパスを体の前に持ってきているので、左手で顔の前を押さえた方がホース類のまとまりが良くなると思います。

当然ですが、着水後にはマスクとレギュレーターがずれていないことを確認するまでては顔から離しません。ジャイアントの場合は縦方向に水の抵抗が加わるため、マスクが上にずれるパターンが見られます。

大きく前に踏み出す

ジャイアントストライドエントリーの場合、踏み出す一歩を大きくすることで船から離れることが出来ます。揺れる船の下側に潜りこんでしまうようなことが無いよう、出来るだけ遠くに着水したいところです。

ただし、あまり大股を意識しすぎて、軸足(踏み出す足とは逆の足)が付いて来ないと、体が前に倒れて顔面からエントリーしてしまいます。体が前に倒れてしまう前に残った足はボートを蹴り、前に飛び出しましょう。

また船から飛ぶことを意識しすぎると、軸足がボートから離れるのが早すぎて、距離が稼げません。ちょっとと踏み出すだけで、背中のタンクを船にぶつけながらエントリーしていくダイバーがたまにいますが、カッコ良くはありませんし、船体が欠けて修理が必要になることもあります。ジャンプをしようとすると失敗しやすいので、あくまで大きく踏み出す感じがいいですね。

フィンを水面に引っかけない

水面までの高さが無い場合に多いのですが、フィン先を水面に引っかけるとブレーキがかかってしまい、前につんのめるようにしてエントリーすることになります。高さが無い場合は、踏み出す足は若干つま先を上に向ける感じで、あとから付いてくる軸足の方はフィン先が真後ろを指すように膝を曲げて足首を伸ばしておくと、水面にフィンが引っかかりにくいです。

沈みすぎない

エントリー後に即潜降するパターンもありますが、基本的には一度水面に浮かび上がります。

その際、BCDの浮力を頼りに浮かぼうとしている人が意外と多いのですが、エントリー直後の体が沈みこむというところで両足を一かきするのが正しい形です。

これによって着水のショックを和らげて沈み過ぎが抑えられます。上級ダイバーになると、顔がほとんど沈みこまないほどです。着水時の衝撃でマスクが外れるようなトラブルを防ぐ効果がありますので、最後の1キックまで含めてしっかりマスターしてほしいエントリー方法ですね。

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