ダイビングスキル上達法-ボートでのエキジット-

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ボートダイビングのエキジットはビーチダイビングの時ほど体力やシビアさは要求されませんが、手順やコツを押さえておかないと、トラブルやケガにつながることもあります。

1本1本のダイビングを良い思い出にするためにも、カッコ良くエキジットするスキルを身に付けましょう。

ユカタハタ

ユカタハタ

エキジットの前提

ボートへ上がる際に前提となる注意事項があります。

一度にラダーを上がれる人数

水中からボートに上がる場合はラダー(ハシゴ)を使いますが、一度にラダーを上がれる人数は限られています。伊豆などに多い漁船の場合は船べりに掛けるタイプのラダーで1人ずつ上がります。沖縄や海外のリゾートに多いダイビング専用ボートの場合は船尾にラダーが2,3脚ついているので、一度に上がれる人数は2,3人ずつという事になります。

なお、ラダーから足を滑らせて水面へ落下するケースもあるので、安全上の事を考えて、一人が完全に船上に上がるまで次の人はラダーの下には入らないようにしましょう。

待機の仕方

たくさんのダイバーが同じボートでダイビングをする場合は、順番にエキジットするための待機時間が必要になります。ガイドの指示に従いながら、順番が来たら効率よくエキジットをしていきましょう。ロープにつかまったり、中層で中性浮力をとりながら安全停止をすることが多いと思いますが、エキジット待ちの時も基本はそのままの場所で。流れがなく、人数もそれほど多くない場合はラダー付近(真下には入らない)の中層で待機しても良いですね。

また、ゲストにとって嬉しいスタイルは安全停止&エキジット待ちのフリータイム。ボートの下の水底が浅い場合や、ボートの近くに浅場がある場合に使えるスタイルです。ただしガイドがこの待機スタイルを取るためには、各ダイバーが他のダイバーのエキジット状況に気を配れなくてはいけませんし、ある程度の自己管理が可能なスキルがあることも条件です。

危険なところに入り込まないように!

ラダーに向かう際、または待機中にも気を付けて欲しいのですが、船の危険地帯には絶対に入らないようにしましょう。例えば、波のある時には船が大きく跳ねることもあるため、船底の下に入ってしまうと頭を強打する等大怪我の原因になります。

他には、シャフトの近くや船内外機のドライブ周りなど、ペラが回る可能性のあるところは大変危険です。たとえエンジンがかかっていなくても、ダイバーのタンクなどがぶつかることで正常に船が走らなくなってしまう場合があります。

ラダーの上がり方

ラダーを上がる時はフィンだけを外すパターンと、BCDにウェイトベルト、それとフィンを外すパターンの二つが主流です。また、波がある時には少し工夫をすると楽にラダーを上がれます。

フィンだけを外す

脱ぐのがフィンだけであれば時間がかからず、体力的に負担が少ない人ならば、個人的にはこのパターンがいいのかなと思っています。船上のスタッフに渡す器材がフィンだけなので、船の上が散らからず、自分の器材を紛失なんていうトラブルも少なくなりますね。長めのラダーなら一番下の段に立って、短めのラダーなら膝立ちのような姿勢でフィンを外します。フィンは出来るだけ片手で脱げるようにしておくとスピーディーです。

BCD・ウェイトベルト・フィンを外す

体力に自信がないダイバーやご年配の方は、無理せず水面で重たい器材を外してしまう方法がオススメです。外した器材は船上のスタッフに随時渡していきましょう。器材を外す順番が重要で、まずはBCDにエアを入れた状態でウェイトベルトから外し、次にBCD、最後にフィンを外してラダーを上がります。BCDを最初に外してしまうと、ウェイトの重みで腰が沈み焦ってしまうことがあります。またウェイトベルトは、腰に巻いている状態よりも手で持つ方が重たく感じるので、外す際に体のバランスを崩したり、ウェイトベルトを海底に落としたりしないように注意しましょう。

何も外さない

とにかくスピード重視の上がり方です。ドリフトダイビングのピックアップ時などは、船がブイやアンカーで固定されていないので、風や潮で船の向きが変わる前に船上に上がらなければなりません。そのため、フィンを履いたままラダーを上がっていくスタイルが好まれます。

船が波で揺れている時

船が揺れている時には慎重にラダーへ近づきましょう。ラダーに接触するタイミングが大事で、船が沈みこんだ時、つまりラダーが一番下まで沈んだ瞬間にラダーを捕まえます。この時、必ず両手と両足(両膝)でしっかりと体重をかけて、ラダーの揺れを抑えましょう。ラダーを上がる時には軸足の膝を曲げてバランスの変化に対応し、体もラダーにしっかり近付けることで振り落とされないようにするのがポイントです。

船上に上がった後

船上に上がった後は、後から上がってくるダイバーのためにラダー付近は速やかに空けて、自分が器材を置くべき場所へ移動しましょう。必ず周りに注意をして(人にタンクが当たらないか、他のダイバーの器材を踏まないかなど。)器材を降ろすようにします。器材を降ろす際にまず両膝を付いてしまうのも、姿勢が安定するのでおすすめです。そして船上の整理と持ち物の管理のために、器材はなるべくコンパクトにまとめておきます。

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